画像奥左は、マツダスタジアムでの今季公式戦残り3試合となった10月24日、阪神戦開始前の鈴木誠
広島の日本の主砲、鈴木誠也外野手のオフの動向について、地元中国新聞が10月25日付紙面で興味深い一文を綴った。
「球炎C」コラムの結びで「背番号1がグラウンドからいなくなったカープの頼りなさ」とある。内容は鈴木誠が途中交代したあと、広島の内外野にエラーが続くなど、逆転V目指す阪神を前にチームのエナジーが急低下した、というものだが、ポスティングを使ってのメジャー挑戦が在広メディア以外で盛んに取り上げられる中に、暗にその流れを“匂わせ”た格好。
まさにその指摘通りであり、すでに広島はドラフトで社会人野手を補強したり、ライトのポジションで堂林ら複数の野手の守備練習の機会を増やしたりと水面下での準備作業は確実に進んでいるのではないか。
24日の阪神最終戦(マツダスタジアム)でも一番センターでスタメンの宇草が途中からライト、レフトにポジションを変え、鈴木誠に替わってセンターで途中出場した野間がそのあとライトへ入った。
なお、中国新聞コラムのヘッドラインは「柱の不在一気に寂しさ」とまるでもう何もかも決まったようなトーンなっている。(ひろスタ特命取材班)
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(2021年10月23日掲載)