画像中央は迫井深也ヘッドコーチ
サンフレッチェ広島は1月20日、熊本市内で1次キャンプをスタートさせた。日本代表候補合宿参加中の佐々木翔と来日できないドウグラス ヴィエイラ、エゼキエウを除く26選手が参加した。
地元の歓迎セレモニーのあと行われた初日練習ではハーフコートを使った紅白戦もあり、広島での練習内容の上積みとしてその強度が増しつつある。
ミヒャエル・スキッベ監督も外国人新規入国停止措置を受け来日できていないため迫井深也ヘッドコーチが全体をマネージメントする。期間中には宮崎産業経済大学(2021年度九州大学サッカーリーグ代替大会 1部インカレ決定リーグ3位)、ロアッソ熊本(J3優勝で4季ぶりJ2昇格)との練習マッチが予定されている。
「(不在の)監督とコミュニケーションを取りながらやった中で、怪我人も復帰している段階、良い状態でキャンプを迎えることができたと思います」(迫井深也ヘッドコーチ)
キャンプは新型コロナウイルス感染防止対策を万全として行われる。そのため一般向けには非公開となり、取材者にも厳格な防止対策が課される。
国内では感染拡大が顕著となり、この日、13都府県でのまん延防止等重点措置適用が始まった。
九州はその傾向が顕著で、熊本に加え、宮崎、長崎で適用が始まり、福岡、佐賀、大分も適用申請の準備を始めた。
広島県ではこの日の感染者が過去最多の1569人となり広島市も同じく最多の926人。サンフレッチェ広島でも年明けから選手、スタッフの新型コロナウイルス検査陽性判定者が出ており、感染防止に配慮しながら29日までフィジカル強化と基本戦術の浸透を目指す。
2次キャンプは2月3日から宮崎で予定されている。J1開幕節は2月18日から20日。