画像は1月1日のエフピコアリーナふくやまで、劣勢の展開でも眼光鋭い富山の浜口炎ヘッドコーチ
プレーオフ確定圏内の3位浮上を目指す広島ドラゴンフライズは1月30日、富山市総合体育館で同地区8位の富山グラウジーズと対戦した。
前日のGAME1では68-85で完敗。絶対に落としてはいけないGAME2だったが前日と同じような流れとなって75-89で敗れた。
広島は痛恨の3連敗。残念ながら悪い予感が当たった。
年明け1月1日、2日の第15節。エフピコアリーナふくやまでのGAME1で富山に84-79で先勝したあとGAME2を74-90で落とした。
開幕8連敗で躓いた富山は借金生活を続けていたが、浜口炎ヘッドコーチの目は劣勢のGAME1でもギラついていたし、実際、GAME2ではその地力を見せつけてきた。2020-21シーズン、浜口HCの下でプレーオフに進んだその力量をじわじわと発揮しつつあった。
ゆえに福山でふたつとも相手を叩き、組みやすしと思われないように仕込みをしておくべきだった。
この日、ほぼ手数が同じに見えたのは第1クォーター、最初の2、3分間だけ。しだいに富山ペースとなり、第2クォーターで一度追いついたものの前半を30-40で終了。その後も広島らしさを出す前に攻守とも形を崩され、第3クォーターで20点以上差をつけられて以降は富山に楽にプレーさせた。
西地区3位の島根スサノオマジックはホームでサンロッカーズ渋谷に連勝。これで広島は”中国ダービー好敵手”の島根に4差をつけられた。
救いは次節、強い富山がホームに島根を迎えるということ。ここはひとつ富山に島根の勢いを止めてもらい、広島は自らの奮起で連敗を止めるしかない。
B1第19節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 75-89 富山グラウジーズ
1Q:15-19
2Q:15-21
3Q:22-26
4Q:23-23
入場者数:1,214人
<スターター>
広島:寺嶋良、トーマス・ケネディ、辻直人、アイザイア・マーフィー、ニック・メイヨ
富山: ブライス・ジョンソン、水戸健史、宇都直輝、晴山ケビン、ジョシュア・スミス
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(2022年1月2日掲載)