画像は2020-21シーズン、琉球ゴールデンキングスに所属した船生誠也、トータル4分36秒出場した
広島ドラゴンフライズは3月9日、およそ1カ月ぶりとなるホームゲームで19連勝中の琉球ゴールデンキングスと対戦、1705人のブースターが見守る中、前半は51-49とリードする展開に持ち込んだ。しかし第3クォーターを19-34で取られて勝負どころで力量さを見せつけられ、終わってみれば88-101の3桁失点負けとなった。
30勝3敗、勝率・909とした琉球は西地区1位一人旅。広島は21勝18敗、勝率・538でプレーオフ圏内の3位名古屋ダイヤモンドドルフィンズまでは4ゲーム差。
京都市立体育館では島根スサノオマジックが京都ハンナリーズに95-74で快勝。26勝9敗、勝率743として西地区2位でプレーオフ圏内をキープ中。
B1第23節
広島ドラゴンフライズ 88–101 琉球ゴールデンキングス
1Q:25-23
2Q:26-26
3Q:19-34
4Q:18-18
<スターター>
広島:寺嶋良、トーマス・ケネディ、辻直人、チャールズ・ジャクソン、ニック・メイヨ
琉球:並里成、コー・フリッピン、ドウェイン・エバンス、今村佳太、ジャック・クーリー
広島ドラゴンフライズ
◆得点
トーマス・ケネディ 21得点
ニック・メイヨ 18得点
グレゴリー・エチェニケ 14得点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 8リバウンド
チャールズ・ジャクソン 6リバウンド
ニック・メイヨ 6リバウンド
◆アシスト
辻直人 6アシスト
グレゴリー・エチェニケ 4アシスト
青木保憲 3アシスト
ニック・メイヨ 3アシスト
琉球ゴールデンキングス
◆得点
ジャック・クーリー 19得点
アレン・ダーラム 18得点
ドウェイン・エバンス 13得点
今村佳太 13得点
◆リバウンド
ジャック・クーリー 11リバウンド
ドウェイン・エバンス 5リバウンド
小寺ハミルトンゲイリー 2リバウンド
コー・フリッピン 2リバウンド
◆アシスト
小寺ハミルトンゲイリー 5アシスト
並里成 4アシスト
コー・フリッピン 4アシスト
岸本隆一 4アシスト
勝負を分けた第3クォーター。スタッツは…
フィールドゴール成功
広島7/15 46・7%
琉球11/15 73・3%
3ポイント成功
広島2/7 28・6%
琉球5/7 71・4%
オフェンスリバウンド
広島0
琉球1
ディフェンスリバウンド
広島3
琉球8
アシスト
広島5
琉球8
ターンオーバー
広島4
琉球1
…ですべての面で琉球が上回った。
また広島は19得点のうち7点をニック・メイヨ、5点を辻直人とグレゴリー・エチェニケがマークしたが得点者は寺嶋良とわせて4人。
一方の琉球は5点以上が4人でしかも得点者は7人とどこからでも加点して34点を叩き出した。前半は互いに60%近いフィールドゴール成功率を誇っていたが琉球のプレッシャーが各段に増した第3クォーターの10分間ではシュートの精度に大差が生じた。
B1記録の17連勝を突破してなお加速!これで20連勝となった琉球は”勝ち方”を知り尽くしている。
琉球は中1日でアウェイ(松江市総合体育館)の島根スサノオマジック戦に臨むがどんなゲームになるだろうか…
カイル・ミリングHC
久々のホームゲームで全選手がモチベーションが高いままで試合に臨めた。前半良いスタートが切れたが、第3Q からディフェンス側のミスなど守れなかった部分があった。次の試合へ向けて40分間走り続けることができるようにしていきたい。
寺嶋良
(今日の感想を聞かれ)終始プレッシャーの強いディフェンスをされて、1つ1つのパスやボールをもらいに行くタイミングなどすべてズレてしまい、多くのターンオーバ-などが生まれてしまった。もっと力強いプレーを心がけてやっていかないといけない。また僕たちもそういったディフェンスをしていかなければいけない。
トーマス・ケネディ
(今日の試合について聞かれ)来たチャンスを最大限に生かすように心がけていた。ディフェンスではコーチの指示の素、自分たちのやりたいディフェンスをしていたい。オフェンスではボールを強く持って相手のプレッシャーに負けないボール運びをしていかないといけない。
琉球ゴールデンキングス・桶谷大HC
広島の3Pが多く入ったと感じた。ハーフタイムでは選手にシューターに気持ちよく打たせないように伝えた。その結果、後半では徹底することができたと思う。試合全体を通して皆が同じようにできていたのが良かったと思う。