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2022年03月18日
編集部

カブス鈴木誠也のパドレス入り報じた日刊スポーツが、その3日後の3月18日の紙面で報じたこと…

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鈴木誠
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画像は鈴木誠也のパドレス入りを報じた日刊スポーツ一面

 

 

鈴木誠也から SEIYA SUZUKI へ。

 

 

シカゴ・カブス入り、第1報を伝えた日本のメディアは東スポだった。

 

 

3月16日(水)午後8時27分、ヤフーニュース配信記事の見出しに「鈴木誠也がカブスと基本合意 日本人野手最高額「出来高含め5年総額7000万ドル」と出た。

 

 

サンスポも午後9時7分、ヤフーニュース配信記事でシカゴ・カブス入りを報じた。

 

おそらく国内スポーツ各紙は米国でのニュース報道を受け、そこから記事を作成したはずだ。要するに直接、鈴木誠也や代理人や関係者の話はほとんど聞くことができていない。

 

 

鈴木誠也は広島時代、打力を強化するのと並行してコミュニケーション能力の面でも成長を遂げていった。マツダスタジアムのお立ち台でいろいろなことを話してこいたが、その言葉の裏にはいろいろな感謝や願いや夢や、時には怒りが潜んでいた。

 

 

FA移籍やポスティング移籍のたびに“騒動”が起こるのが日本のメディアの常だが、鈴木誠也は極めてスマートに、見事に五大湖のほとりで“着地”を決めたことになる。

 

 

ひろスポ!では本人の意思とはまったく関係なく西海岸のサンフランシスコ・ジャイアンツなどをお勧めしていたが、最後まで残っていたのがカブス、サンディエド・パドレスとジャイアンツだったと報じられている。

 

 

その「パドレス入り」を一面で報じた社がある。日刊スポーツだ。大恥をかくハメになった。

 

 

3月15日の紙面(ひろスポ!は広島市内で購入)の一面で「誠也5年80億円、パドレス基本合意」と報じた。朝5時の時点で他のメディアはネットニュースで追随していなかった。

 

 

だが、午前9時、共同通信が日刊スポーツの記事を全否定する内容を配信した。さらに誠也自身もTwitterでこう語った。

 

まだ何も決まっていないので皆さん記事は信じないでください。(大泣き涙)もーー-困るなぁ

 

 

鈴木誠也の動向は、広島球団が何の発表もしていない時点からサンスポの独断場だった。

 

 

2021年10月22日、午前11時3分の配信の記事では、ヘッドラインに「カープ主砲・鈴木のメジャー挑戦は決定的 いま心技体のピークに 植村徹也」となっていた。広島球団が鈴木誠也のポスティング移籍挑戦を発表したのは11月16日だ。

 

 

ひろスポ!も負けてはいない?以下の記事をアップした。

 

 

広島と日本の主砲鈴木誠也の「メジャー挑戦は決定的」報道、それに無反応の他メディアの不思議…2年連続大赤字のカープ球団にポスティング以外に選択肢なし | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2021年10月23日掲載)

 

 

譲渡金およそ24億円の広島のエース前田健太投手に続いて、広島の主砲鈴木誠也外野手ポスティング移籍へ、コロナ禍で売上高激減の広島球団への最大の恩返し | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2021年11月16日掲載)

 

 

サンスポは日刊スポーツが一面で言った15日、午前3時の時点でネットニュースに「カブスと面談 パドレス最有力も決断は数日内に」のヘッドラインで、選択肢はこの2球団であることを明記していた。正しい内容だった。

 

 

サンスポがこの“ネタ”で主導権を握ることができたのは確たる情報源(鈴木誠也本人かその周辺の誰か)を持っていたからだ。日刊スポーツが誤報を報じたのは例えばカープ番記者ら、鈴木誠也に近い担当者でも最後の詰めの段階での真偽を試す術を持ち合わせていなかったからだ。

 

 

地元の中国新聞も含めてけっきょくどの社も16日中にネットニュースに様々な情報をアップした。失礼ながら、もうことが決まったあとだから、どうにでも書ける内容ばかりだった。

 

 

一夜明けて17日の各紙もまた、前日のネットニュースの焼き直しのような内容になった。16日夜、米国でESPNなどがシカゴ入りを報じたタイミングが日本時間でスポーツ各紙の締め切り時間前だったからだ。

 

 

ちなみに広島市内のコンビニでの各紙の扱いは小さなもので、当然、日刊スポーツの一面もスルーしていた。大阪刷スポーツ各紙を見ると、「青柳晃洋、濃厚接触者で開幕回避」の一面が多く、阪神命?のサンスポは「佐藤輝明」だった。

 

 

関東はどうか?地域によって「版」※が違うから一概には言えないが都内、板橋で調べたら一面は…

スポニチとサンスポ…鈴木誠也
日刊スポーツ…大谷翔平
報知…堀田賢慎
デイリースポ―ツ…阪神タイガース
東スポ…プーチン木星へ
日刊ゲンダイ裏一面…鈴木誠也

 

…だった。

 

 

※版…スポーツ紙は一般紙を刷る前に刷る。ゆえに締め切りが早い。さらに印刷所と配布先の距離の関係でその早い締め切りにも「早版」などが存在する。要するに同じ値段の新聞でも内容(情報の鮮度)が大きく異なる。広島市内でも7版のスポーツ紙がある。一般的には12版が最終版だ。一面に何版かは表記してある。

 

 

 

ではきょう18日(金)の各紙はどうなったか?と思って広島市内で調べてみたら、どこもそれなりのテイストで記事を仕上げていたが日刊スポーツの紙面作りにはずいぶんと苦労した跡がうかがえた。

 

 

鈴木誠也の見出しは取らずに「大谷開幕投手へ万全」の見出し。でもそのページをよくよく見ると主なMLB日本人選手マップの中に鈴木誠也だけ赤文字で忍ばせて?あった。誤報のお詫びはなし(誤報のお詫びをするスポーツ紙はあまり記憶にないが…)

 

 

例え時間的にはわずかであったにせよ、鈴木誠也のメジャー移籍にマイナスとなるようなことはやるべきではない、というのがひろスポ!の考え方であり、せっかく広島からシカゴに旅立った“鈴木家”の邪魔だけはしない、というのもまたひろスポ!の基本スタンスである。(田辺一球)

 

ひろスポ!関連記事
大リーグ機構妥結で鈴木誠也からSEIYAへ本格化、すでにロサンゼルス入り、ひろスポ!お勧めは… | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
(2022年3月11日掲載)

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