画像は都庁に展示されていたメダリスト展示(ひろスポ!五輪取材班撮影)
9月26日 〇10-8DeNA 横浜スタジアム
通算47勝61敗11分け
DeNAと入れ替わりで5位浮上、4位中日まで0・5差、3位巨人まで11・5差、首位ヤクルトまで15・5差
14時開始・3時間47分、9,979人(緊急事態宣言下)
相手先発 今永6回7安打3失点
本塁打 菊池涼15号①、林7号①
一番センター上本
二番ショート小園
三番レフト西川
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番セカンド菊池涼
七番サード林
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー森下6回105球6安打3失点(自責3)
塹江
森浦
島内
バード
菊池保(27試合2勝)
栗林S(42試合1勝26S)
どうしても打ち合い、点の奪い合い、投手総動員になる傾向の強い両者の対戦。3対3の七回、広島が3点勝ち越すとその裏、DeNAはオースティンの満塁弾で逆転。さらに八回にも加点してDeNAのリードは2点。
5連敗中のDeNAベンチはあとアウト3つとなって九回を山崎に託したが、広島は満塁から鈴木誠が2点適時打。再び満塁から菊池涼の2点打で勝ち越しに成功、山崎をKOした。五輪金メダリスト対決、広島に軍配!
その裏を締めた栗林は、その山崎が持つプロ野球新人記録に並ぶ9試合連続セーブを達成。同時に永川投手コーチの球団新人記録25S更新にも成功した。
試合後のインタビューで栗林が残した言葉は、東京五輪金メダルと重なって、まさにゴールデンルーキー…
「開幕する時から永川さんのところが目標だったので、それを越せることができてほんとに良かったです」
-開幕からこの数字を視野に?
「ひとつの目標として、自分の中ではずごい高い目標かなっと思ったんですけど、目標をしっかり持ってやろうって、目標にしてました」
-報道などでハイレベルな新人王レースと…
「最後、シーズン終わった時に取れたらいいな、と思ってるので。新人王を目標にしているのではなくてチームの勝利を目標にしてこれからもやっていきたいなと思います」
「このオリンピックが開催された横浜スタジアムでタイ記録と更新をすることができて、ほんとに思い出になる一日になったので、残りのシーズンもチームの勝利のために頑張っていきたいと思います!」
記者投票による新人王レースの先頭を行く栗林の頼もしい言葉通り、広島はDeNAと入れ替わりで9月12日以降続いていた最下位を脱出した。なお、栗林は東京五輪で投げた5試合も含めると6月半ばから実に25試合負け知らず、だ。(ひろスポ!・田辺一球)