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2022年03月26日
編集部

首位東レとJTサンダーズ広島の対戦、静岡このはなアリーナで考えたこと~ちゃこのVプレミアレポート

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JTサンダーズ広島
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は相手のフェイント攻撃のカバーに入る井上航選手

 

2021-22 V.LEAGUE Division1 MEN
レギュラーラウンド
第17週 第33戦/全18週 36戦
2022年3月26日(土)静岡県静岡市・このはなアリーナ(静岡県草薙総合運動場体育館)
vs東レアローズ(全4対戦 第3戦/1勝1敗)

 

静岡 アリーナ
会場のこのはなアリーナ

静岡このはな
木をふんだんに使ったこのはなアリーナの中の様子

JTサンダーズ広島

本来なら、ここ、このはなアリーナがシーズン最終戦になる予定でした。レギュラーシーズンの先、ファイナルラウンドは3位以内。JTサンダーズ広島はもう届きません…………。

草薙を訪れるのは、2019年3月初旬のシーズンファイナルラウンドの初戦以来。この状況で遠征応援が難しく、静岡への来訪は諦めていたのでした。JTホームゲームの良さは、なんと言っても会場の一体感!遠征観戦の良さは、各地の美味しいものを堪能できる、のも醍醐味の1つでした。

が、この状況下では諦めざるを得ない。…諦めるどころか、この3年の間に、静岡駅周辺の美味しいお惣菜の店も、チャイのお店も皆んな皆んな無くなっていました…。…なんとも切ない。この状況下でもバレーボールを生で観戦できる、そのことにまずは感謝しなければいけませんね。

 

首位をいく東レは、ファイナル、その先を見据えての戦いでしょうが、JTは、文字通り、目の前の試合を一生懸命戦うのみ、です。さぁ!試合開始!結果はどうだった?!

 

18-25
17-25
28-26
28-26
10-15

セットカウント2-3で敗戦。3連敗で2シーズン連続の負け越し決定です…

フルセットまでいったけど、勝ち数を伸ばしたかった東レに、最後粘りきれませんでした。途中、相手はビッグサーブが来ないOP休ませてたしなぁ…。余裕が違うよなぁ。

 

スターティングメンバーは、

MB:小野寺、安永
OH:坂下、新井
OP:エドガートーマス
S:金子
L:唐川/井上航

…やっぱり、アラジュンにするのね原監督。そしてナカジはベンチで、西くんはベンチ外…。ベンチにいた平井くんがすっごく声を出してくれてましたけどね。小野寺くんは「チームに戻ってきたな」と感じました。

 

第1セット、序盤からトムがバチ集中しとって、トムサーブが炸裂!この流れはセットそのままいける雰囲気、だった、のに。というか、トム神サーブの時は「行かなくては」いけないのに。こっちはサーブミス、相手はサービスエース。あれよあれよと、逆転を許したら、ズルズルと差が開いていってしまった。

…このセット、新井くんのアタック何本打っても1本も決まってないんですよね…。

 

これが次のセットにも影を落とし、アラジュン両方のレセプが不安定…。新井→将平の交代も、部分的(後衛3ローテのみ)。新技だった、西村くんのリリサもサーブミスする場面も。

 

あぁ。

大体はわたし、ポジティブに書いていこうと思っているので、良いところ探しをしていってるつもりなんだけど。

今シーズンは負けが込んでることもあって、グチが前面に出がち…。

普段であればニガニガ思いながらも飲み込むところが、飲み込めない…。

苦しいですねぇ。

 

エドガー選手
スパイク決定率50%以上と奮闘したエドガー選手

坂下 JTサンダーズ広島
巧みに相手ブロックの間を抜く坂下選手のスパイク

JTサンダーズ広島
ベンチに下がっている合間に打ち合わせをするリベロの唐川選手と井上航選手

自分のチームにも相手のチームにも、おぉ!と思うプレーや、あぁ…勿体ない、と思うプレーがあるんですよね。ホーム&アウェーになる前には、自チームでも対戦相手でもないチームの試合を観るという機会があって、純粋にバレーボールの良し悪しについて考えることができていたんですよね。

ホーム&アウェーになってから、結果としての、自チームの勝ちか負けどちらか、しかない。自チームがどんな状況であっても(今日のように首位との対戦、だったり、通算連敗記録更新中との対戦、であっても)、やっぱり、「勝って欲しい」と思って試合を見てしまう。

なので、やはり「対戦相手の良いプレー」は見逃してしまいがち、で。

そして、…なんで勝てないんだよう!という気持ちから、自チームに対してはグチが増えてしまう…。

 

ふぅ。

ネガティブな発言はしたくない、と言いましたが、やっぱ、どうしても「いやだなぁ」と思ってしまうことはあって。

我だけはそれでいい、と判断して、相手を軽んじる、態度や選手起用や声出しや応援。

リスペクトはいつもいつも大切なことです。

バレーボールにはそれがあるから良いと思っているとこでもある。

ナカジポーズ!!がとても良くて、あれにチームみんなが乗って欲しいのは、あのポーズが決して「相手には向けられない」というところなんです。あくまでも、自チームの鼓舞のためのポーズ!相手に、「してやったぜ!」とドヤ顔するためのものではない。

だから、コートDJの声出しであってもそれが自チームのことしか考えてなくて相手チームや相手チームファンを不快にさせるものであって欲しくない。相手チームがミスをしたらヒャーヒャーと声を上げるようなマネはして欲しくない。

これがなぁ…。私が歳を取ったということなのかもしれないが、年々下品になっていくような気がしてならないんですよね。「品格」っていうのは日本人の美徳だったはずなんだが。

 

金子くんに交代して出場した合田さんが、第3セットを取り切ってホッとしていた(あの流れでは0-3負けくさかった。それを切った)のが印象的だったなぁ。そのセットの行方を見ていたベンチの金子くんやナカジや西村くんが、中腰になったり、座って膝立ちでコート内を覗き込むように集中して見守っていたのも印象的だった。

 

JTサンダーズ広島
レシーバーで途中出場の西村選手の安定したサーブレシーブ

小野寺 JTサンダーズ広島
相手守備を翻弄する小野寺選手のプッシュ攻撃

第4セットはウチが取り切ったわけだけど、新井くんが相手MBの態度に珍しく怒って、ツン顔で、主審に「(あれ!!どうなんです?!!)」と無言で訴えてた。

ウチの子たちはやはり品が良いなぁ、と思ったのは、そういう時って、正直怒ってるし、👆指差し!したくなりません?!しちゃいけん、と思っても、ツイ「あれが!」と👆指差ししちゃう。

新井くんはですねぇ。✋手のひら全体でその相手を指したんですよ。もう!これだけでも、キュン!じゃないですか?!

 

そんな新井くんには、やっぱり元気で笑って走り回って声出してて欲しい。坂下くんもコートの床で悔しがってる姿だけじゃなくて、バックアタックを決めてニッと笑いながら走りまわって欲しい。

まこっちゃんにも走り回って欲しい!

あ、平井くんにも走り回って欲しい!

(笑)なんだかんだ言って、新人カルテットが元気に笑って走り回ってるとこが見たいんだな!

 

そして、やっぱ。将平さんや合田さんに頑張って欲しい!武智くんや慎さんも見たいぞー!クマさん、故障ですかー?大丈夫ですかー?

 

金子くんは昨季の終盤から試合に出るようになってはいたけど、Vでスタートから出されるシーズンは今年が初めて。よくやっていると思います。自分自身の余裕を作り出すのは、自分自身への信頼だと思うんだよね。それは技術的なことでもあるだろうし、相手チームや選手を知るという知識部分かもしれない。漫画や世界のバレーを観ることで得るものもあると思う。自分の時間を自分のために使ってあげる、ということかな。期待してる。そして、「まだ」今シーズンはあと3試合ある。何を得るか、何を掴むか、自分次第。

 

明日もこのはなアリーナで東レと対戦です。東レはレギュラーシーズン最終戦、とのこと。有終の美を飾りたい相手に、一矢報いよう!(あぁ。語彙を増やすって大事ね。思いを伝える、ってこと。大切なことです)

頑張れ!JTサンダーズ広島!

頑張ろう!NIPPON!
(ちゃこ)

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