カープ５位予想の緒方さんやりました！（注・ひろスポ！の解釈）、佐々岡監督の策的中の広島はDeNA相手に開幕３連笑！

画像は開幕３連戦で２度、登板した中崎、緒方前監督の下で飛躍を遂げた選手のひとり

３月27日〇７－６DeNA　横浜スタジアム
通算３勝
14時開始・３時間21分、30,431人
相手先発　坂本７回６安打４失点
本塁打　－
抹消　大盛
登録　曽根、遠藤

一番レフト西川
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ファースト松山
五番キャッチャー坂倉
六番センター中村健人
七番ライト末包
八番センター上本
九番ピッチャー遠藤４回67球４安打２失点（自責２）
コルニエル
塹江H
中崎〇（２試合１勝）
栗林S（１試合１S）

３連敗を阻止したいDeNAを広島が押し切った形で劇的な決着を見た。

３戦目で坂倉がスタメンマスクをかぶった関係で六番に新人の中村健人が入った広島打線は四回までDeNA先発、坂本の前に完全に沈黙。序盤で先制した１、２戦とは違う入りになった。

しかし２点を追う五回、一死から坂倉がチーム初安打。中村健人空振り三振のあと末包右前打、上本左越え二塁打で１点を返し、遠藤の代打長野が２点適時打。さらに西川のライトフェン直二塁打で４点目を奪って試合をひっくり返した。

DeNAは五回に佐野、六回に宮崎、八回に牧…とクリーンアップにソロ３発が飛び出して再びリード。

迎えた九回はDeNAは山崎、広島は栗林の東京五輪、金メダリスト対決…

広島は先頭の坂倉がショート内野安打。代打堂林は送りバントができず、打って６・４・３…だったがセカンド牧の一塁送球が逸れて一死一塁。続く代打曾澤は三ゴロで二死二塁、上本の一、二塁間を狙った打球を飛びついた牧がグラブに収めて一、三塁になった。

２打席目の長野はフルカウントから四球で満塁。一番の西川は２ボールとなって「１本に絞っていた」ツーシームを前進守備のセンターの遥か頭上に打ち返した。

走者一掃で７対５、延々30分も攻め続けて広島また２点のリード。

だが、その裏のDeNAも15分間良く粘った。

オープン戦から球筋がバラついていた栗林も先頭の代打関根に四球を与える不安な立ち上がり。一番桑原二飛、二番楠本四球、佐野遊飛の二死一、二塁から牧に左前打されて1点差にされた。

なお一、三塁で宮崎を一邪飛に仕留めてゲームセット。栗林は新人王の昨季、開幕から22試合連続無失点だったが、早くも初戦で躓いた。

開幕直前の評論家らの順位予想ではDeNAの評判が高く、広島は軒並み下位予想だったが、結果的には真逆になった。

そうは言っても広島OBであれば胸を張って？「優勝」を口にする。ところがどういうわけか緒方孝市氏は「５位」予想だった。

佐々岡監督は開幕前、こうした評論家たちの予想をナインに披露した、という。緒方前監督の下で成長した選手たちにとっては、その評価は「がんばれよ！」という声に聞こえていた、ということか？（ひろスポ！田辺一球）

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