画像は遠藤
4月3日 ●0-1中日 バンテリンドームナゴヤ
通算6勝3敗、首位巨人まで最大2差の2位
14 時開始・2時間22分、23,929人
相手先発 柳09回3安打完封
本塁打 -
一番センター西川
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番レフト宇草
七番ライト末包
八番キャッチャー磯村
九番ピッチャー遠藤●(2試合1敗)6回94球5安打1失点(自責1)
松本
黒原
広島打線は柳の前に沈黙。九回、やっとの思いで二塁まで走者を進めたが最後まで1点が遠かった。
柳は3月27日の巨人戦(東京ドーム)で7回5失点降板。昨季、防御率1位、最多奪三振のタイトルホルダーの意地を見せた。奪った三振も8個。ラスト2イニングは全部ゴロアウトで隙を見せなかった。
中日立浪監督は本拠地3連敗のあとの3連勝で息を吹き返し、広島佐々岡監督は6連勝の勢いを止められた。
開幕からスタメンに名を連ね目覚ましい活躍をしていた上本を外した広島ベンチは、八回の代打長野(結果は三ゴロ)、九回の代打松山(結果は勝負を避けられ四球)が”不発”に終わったかっこう。
この日、東京ドームでは巨人が阪神を一蹴して6連勝。逆に阪神は開幕から9連敗。
…ということは広島が3月ラスト3戦で阪神に3x-2、8-3、3-2のスコアで連勝したのも、多少割り引いて考える必要がある、ということにならないか。
言い出せばキリがないが、横浜スタジアムでの開幕3連戦も、1、2戦目はDeNA東と大貫の両先発の出来が悪すぎた。
幸いにして広島の先発陣は9戦を終えて誰ひとり”炎上”していない。この日の遠藤も真っ直ぐに力があり、スライダー、チェンジアップ、カーブも効果的だった。六回、二死からいずれも1ストライクからの2球目をビシエドと阿部に捉えられて失点したのが反省点。
広島先発陣成績
DeNA戦(横浜スタジアム)
3月25日 〇大瀬良6回3分の2、3失点
3月26日 〇森下8回3失点
3月27日 -遠藤4回3失点
阪神戦(マツダスタジアム)
3月29日 -九里6回3分の2、2失点
3月30日 〇床田7回1失点
3月31日 玉村5回2失点
中日戦
4月1日 ●大瀬良8回3失点
4月2日 森下7回2失点
4月3日 遠藤6回1失点
佐々岡監督が言う「投手力を中心にした守りの野球」はできている。
チーム打率・266は巨人の・268に次いでリーグ2位。47得点も巨人の50得点に次いで2位。
ただしこの3連戦は6安打、4安打、3安打で明らかに出力低下…。勢いづいてマツダスタジアムに乗り込んでくる巨人相手に打線の奮起が欠かせない。(ひろスポ!田辺一球)