画像は4月10日の甲子園球場
4月10日 〇1-0阪神 甲子園
通算10勝4敗1分け、巨人と入れ替わりで首位浮上
14時開始・2時間24分、38,051人
相手先発 ガンケル●7回3安打1失点
本塁打 マクブルーム2号①
一番レフト西川
二番セカンド菊池涼
三番ショート小園
四番ファーストマクブルーム
五番キャッチャー坂倉
六番ライト長野
七番サード田中広
八番センター上本
九番ピッチャー遠藤〇(3試合1勝1敗)7回3分の2、103球5安打無失点
塹江H
栗林S(6試合1敗4S)
阪神は七回の一死二塁で大山、糸原の五、六番が倒れ、九回の一死三塁では佐藤輝、大山が連続空振り三振に終わって今季3度目の完封負け。14試合で借金11になった。
広島は二回、マクブルームに2号ソロが出てこれが決勝点。1-0のスコアでの勝利は今季初。0-1負けは一度あるが、この時も先発は遠藤だった。
佐々岡監督が二軍投手コーチ時代から目をかけ、いろいろチャンスも与えてきた遠藤は4月8日で23歳になった。
大学進学なら社会人1年生のプロ5年目。やっとその殻を破るような投球が出来始めた。
2020年には主に坂倉とバッテリーを組み19試合に先発して5勝6敗の数字を残した。(ただし阪神戦は5戦3敗未勝利)
しかし昨季は4月に2度、先発しただけで、以後二軍暮らしが続いた。
ウエスタン・リーグでも20試合に投げて防御率6点台…。
そこから何をどう変えるか?選手会長の大瀬良ら周囲の声に耳を傾け、2月のキャンプから試行錯誤してぎりぎり開幕一軍ローテに滑り込んだ。
見た目、大きく変わったのは力感のない投球スタイル。下半身主導で無駄な力を入れずに投げる真っすぐの方が詰まらせることができるし、何より制球力がアップした。
その証拠に開幕第3戦となった3月27日のDeNA戦(横浜スタジアム)では4回4安打2失点ながら四球は申告敬遠のみ。
この試合では三回に2点を先制されなおも一死二塁という苦しい場面で佐野、牧に真っすぐを投じて連続三振を奪うことができた。
続く4月3日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)は6回5安打1失点で負け投手になったが初回に死球ひとつで、四球はゼロ。
球数が増えたにもかかわらず今回もまた無四球ピッチングで、走者を背負ったケースで述べ8人の打者に対し6人は真っすぐで打ち取り、ヒットは初回の糸井だけ、だった。(ひろスポ!田辺一球)