画像はカープ時代の鈴木誠也
SEIYA SUZUKI初打点-
SEIYA SUZUKI のメジャー第2戦はより刺激的なものになった。悪天候による試合中止を挟んでの現地時間4月9日(日本時間10日)のシカゴ・リグレーフィールドでのミルウォーキー・ブルワーズとの第2戦。
開幕戦に続いて六番ライトでスタメン出場すると、初回、1点を先制してなおも一死一、三塁のチャンスでボールカウント2-2からトラウト打法でロフテッド軌道の打球を打ち上げ、ライトへの犠牲フライとなってこれでメジャー初打点。
打った相手は昨季30先発で9勝10敗の右腕、B・ウッドラフ。
三回の第2打席も一死一、三塁で打席に入り、初球で厳しく内角を突かれたあとの2球目、96マイル(約154キロ)の内角へ食い込む球にバットを折られながらもパワーで中前に運びメジャー初タイムリー…4対0と試合を流れを掴むカブスにあって SEIYAのバットが早くも欠かせない存在に…
四回にも第3打席が回ってきて、しかも二死満塁。スタンドはもう大歓声…マウンドには右腕のJ・ウレーニャ。
1、2球目がショートバウンドしてボールカウント2-0、この時点で、もう SEIYA の勝ち?4球目も低く外れて押し出し、3打点目で6対0。そのあとタイムリー暴投もあって7対0。
開幕戦の灰色の空から一転、青空の下で試合は完全にカブスペース。
六回の第4打席は一死三塁。ピッチャーは右腕のJ・グスターブ。フルカウントから1球ファウルのあとアウトロー真っ直ぐ見逃し三振。NPBならボール球…だった。(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)