画像はBIGBOSS
5月31日 〇1−0日本ハム マツダスタジアム
通算53試合27勝24敗2分け、首位ヤクルトに4・5差、2位巨人に1・5差の3位
交流戦7試合2勝5敗でオリックスと並んで11位
18時開始・2時間42分、28,823人
相手先発 和田3回3分の2、2安打無失点
本塁打 −
抹消 大盛、磯村(30日)
登録 中村奨、石原
一番ライト野間
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番キャッチャー曾澤
八番レフト中村奨成
九番ピッチャー床田〇(10試合5勝3敗)8回118球2安打無失点
栗林S(17試合1敗10S)
広島は福岡PayPayドームで悪夢のような3連敗…。あとがない状況でマツダスタジアムに戻り、今季ベストゲームで息を吹き返した。
ヤクルト、巨人のセ・リーグ上位2チームとの対戦を3勝3敗で乗り切り乗り込んできたBIGBOSSの日本ハムはやはり手ごわかった。
スタメンだけ見ても、先の巨人3連戦で三番、四番だった清宮、野村はベンチスタート。淺間が今季8試合目となる一番に入り、二番セカンドにドラ3ルーキーの水野、四番ショートはドラ9ルーキーの上川畑。ふたりの推定年俸は900万円と1000万円。さらに通常ショートかセカンドの6年目の石井がサードに入った。
日本ハム先発は2勝4敗ながら防御率2・30はパ・リーグ9位の加藤。
ちなみにこの日の日本ハムのスタメン9人の総年俸は菊池の推定3億円より少ない…
加藤は140キロに届かない真っすぐとカットボール、スライダー、カーブ、シュート、チェンジアップを投げ分けて6回4安打無失点。菊池涼、マクブルーム、中村奨、曾澤の右打者は少ない球数でマクブルームの中前打1本に抑え、坂倉や小園には球数を使いながら巧く攻めた。
さらに初回と四、五、六回は全打者とも初球でストライクを投じた。
前回、ロッテ戦で7回4安打3失点、負け投手になった床田もそれに負けないストライク先行で投げ続け8回で12個の三振を奪った。
この投げ合いは引き分けに終わり、加藤の方は七回に代打を送られて先に降板した。
広島は八回、床田の代打に堂林を送って日本ハム3人目の宮西から二塁打。野間の送りバントはサードベースに戻れなかった石井の守備に助けられて成功。菊池涼が給料に相応しい決勝犠飛を上げた。
BIGBOSSも最後まで諦めない。
九回の栗林から無死一、二塁のチャンスを作り、代打杉谷の送りバントは栗林の好守によって三塁封殺となったが、代打野村、代打清宮のカードを切り、最後までスタンドのファンの目を釘付けにした。(ひろスポ!田辺一球)