画像は森浦
7月3日 ●5-7 巨人 マツダスタジアム
通算79試合37勝39敗3分け、首位ヤクルトに15差の3位、2位巨人まで1・5差
交流戦18試合5勝13敗の最下位
14時1分開始・2時間55分、30,465人
相手先発 菅野7回5安打無失点
本塁打 マクブルーム9号②
一番センター上本
二番レフト羽月
三番セカンド菊池涼
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番ライト中村健
八番キャッチャー中村奨成
九番ピッチャー九里5回76球4安打1失点
ケムナ
矢崎
森浦●(23試合1敗)
ターリー
勝てば勝率5割復帰+2位浮上の広島はブルペン陣”壊滅”で巨人に止めを刺し損ねた。逆に巨人は今季初の借金生活を回避した。
広島先発の九里は投手キャプテンだが佐々岡監督の信頼度は100パーセントではない。
四回まで2安打ピッチング、3対0リードの五回、先頭の大越にソロを打たれ、一死からヒット、四球、四球で満塁。なんとかこのピンチをしのいだものの、岡本和の強烈なセンター返しは本来なら間違いなくタイムリー。上本のフライングキャッチに救われたかっこうで、今季最少の76球で交代を告げられた。
それも中継ぎ陣の調子の良さに期待してのもの…
ところが二番手ケムナは六回の代わりバナに坂本に4月19日以来となる柵越えを許し、さらに四球絡みで同点にされる始末。
七回の矢崎も坂本に粘られた挙句2イニング連続の5号2ランを献上。打たれたのはスライダーで、武器のフォークじゃなかったのも悔やまれる。”不屈”の巨人キャプテンはやはり手ごわい。
その裏、追いつき5対5で迎えた八回、今度は安定化ピカイチの森浦が、二死二塁から吉川尚にカーブをうまく合わせられ前進守備の左中間を割られた。
九回のターリーは力勝負に行って先頭丸に17号ソロを打たれる始末。
この手痛い逆転負け(今季20度目)があとあとまで尾を引くか、それともまた2日後からのお得意様阪神戦(今季9勝無敗2分け)で勢いを取り戻すのか…(ひろスポ!田辺一球)