画像は練習前の円陣に加わる佐々岡監督(左端)
秋風のマツダスタジアムが佐々岡カープのエンディング…
ネットでの異常なバッシングが続いている広島の佐々岡監督が今季限りとなる可能性が90パーセントぐらい(ひろスポ!独自の予想)になった。
その根拠は複数の時期監督候補の名前を地元メディア、地元財界関係者などが口にしていること。
特に放送局や新聞社は野球解説の広島OBを複数抱えているからステークスホルダーとなる。
そして、レギュラーシーズン残り3戦となって迎えた9月29日、マツダスタジアムでのヤクルト24回戦で絵に描いたような逆転負けを喫したことで、とうとう地元中国新聞が“匂わせ”を紙面に出した。
8月30日の同紙朝刊。カープファンや広島県民が欠かさず読む「球炎」コラムは「最後に見たい」「2022年、佐々岡カープの集大成とその意地を」で結ばれている。書き手は現在のカープ番記者の中では最も事情をよく知る五反田康彦氏。これを読んで、ああそうなんだ…と気付いた読者も2割、3割はいるはずだ。
佐々岡監督はあと2試合を戦い辞任を申し出るつもりだろう。
五反田氏の今回のコラムでは高津野球と佐々岡野球の違いについても触れている。
ひろスポ!ではマツダスタジアムそばの比治山界隈で育った高津監督の広島に対する思い、もっといえばカープに対する反発心について長らく綴ってきた(注・高津監督から直接、話を聞いたことは一度もない)。
ただ結果的に高津ヤクルトが昨季、リーグ優勝できたのはマツダスタジアムで圧倒的な強さを誇った(9勝2敗1分け)ことが大きいし、今季もまた似たような落ちになった。三冠を目指す村上もそのことはよく理解している。なんせ今季、マツダスタジアムでロード最多の8ホーマー。
阪神次期監督問題は、おそらく阪神球団の報道規制を振り切ったであろうサンスポの「岡田彰布氏」第1報により世に出回ることになった(その前にとっくに知っていた人もいるのではるが)が、広島の組閣問題もまた報道規制がかかっているはずだ。
実のところは番記者や放送関係者の間では「佐々岡カープの集大成」は暗黙の了解となっており、仮に広島の次期監督が水面下で決定していれば佐々岡監督の雄姿が見られるのは残り2試合、となる。
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