画像は22-シーズン1勝を挙げ、背番号1安永選手、ラウル・ロサノ監督を中心に記念撮影するJTサンダーズ広島
2022-2023 V.LEAGUE Division 1 MEN レギュラーラウンド
第1週第1戦/ 全18週36戦
2022年10月22日(土)広島県広島市・広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)
vs VC長野トライデンツ【HG】観客数1590人
開場30分前から長蛇の列…
待ちに待った「開幕」です!しかも、初戦は、ホームグラウンド広島市の広島グリーンアリーナ!もうこれは、『ワクワク!』しかありません!
この開幕戦のグリアリは、(土)広テレ (日)tssテレビ新広島 で生中継があります!でも、やはり、バレーボールの醍醐味は『生観戦』!今は発声しての応援はできませんので、余計に、ボールの音や選手同士の声の掛け方、選手たちの走る・飛ぶ・打つ!を、生音で聞けます。
これは痺れますよ!
『目撃せよ!』
さぁ!!試合はどうなった?!
25-19
25-22
25-20
セットカウント3-0で、今シーズンの初戦を、勝利!!
イェー〜ーイ!!!
スターティングメンバーは、
OH:ラッセル、坂下
MB:小野寺、安永
OP:ジャン
S:阿部!
L:唐川
阿部選手に細かく指示を出すロサノ監督
今シーズンから、ラウル・ロサノ監督になり、その初戦。同じく今年新加入の、アーロン・ラッセル(アメリカ代表)ジャン・チュアン(中国代表)、そしてルーキー阿部をセッターとして起用。
今日の対戦相手のVC長野のヘッドコーチに昨シーズンまでJTのヘッドコーチだった古田さんが居ることを考えれば、実に効果的だったと思われます(VC長野の新監督は、元パナ監督の川村さんだし)。
阿部くんはV初出場。
金子くんが昨季オフに膝の手術をしたこともあり、出番が回ってきました!(金子くんもベンチ入りはしていて、リリサで登場しました)
まぁ初出場だし、シーズン初戦だし、地元のグリーン〜な応援団の圧がすごいし、硬かったですね(苦笑)。
アーロン・ラッセルは、205㌢の高身長ながら、レセプもアタックもサーブもブロックも、全てがイイ!!という、もーーーう、世界の逸材!!JTに来る、って聞いても、「え?!…ないでしょ、それは。また、ガセ?」と信じられなかったですから。
実際に、緑のユニホーム着て、コートに居てくれて、もーうう「❤️❤️❤️(声にならない、感謝感激アメアラレ)」でした!
実際にレセプで狙われているのに、ワンが高くて正確!新人セッターの阿部ちゃんが定位置でズボンで手を拭くヒマが2回あるくらい。で、レセプの後も絶対に攻撃の助走をさぼらん!
そんなラッセルと一緒にプレーするチーム内にも、勿論影響が表れてます!
諦めん。手を抜かん。調子が上がらん時でも相手コートをすっごく観察してて、取捨選択の幅もプレーの質も段違い。そして、味方コートの中もよく見ていて、しっかりと声を掛けてくれてました。
うちの若い子らとも、初の海外挑戦の江川(ジャン・チュアン)とも、しっかりとコンタクト取っておられ、もーーう好感度は最初っから良いのに、さらにさらに爆上がりですよ!
スタメンでトスを上げるルーキー阿部選手
新加入、ラッセル選手のスパイクが決まる
ジャン、小野寺、坂下選手の3枚ブロックで相手の攻撃を封じ込める
合田選手兼コーチとしっかりコミュニケーションを取るラッセル、ジャン両選手
そして、もう1人の新加入。中国代表の主将でありOPの江川(ジャン・チュアン)。ラッセルと同じく205㌢。背高い上に、飛ぶ跳ぶ!幅跳びのものすごいヤツを、今日何度も『目撃』してしまいました!
ジャンのアタックは「高っ!!」、
そして「速っ!!」、
でもってスゴイ音がする「つ、強っ!!」。
やー、ラッセルの加入、ジャンの加入、ロサノ監督…JTサンダーズ広島の今年の補強がえげつないってば。
これだけの補強をしたらば、当然のようにベンチ入りメンバーもベンチ外メンバーにも変化が出ます。
本日のベンチ外:将平、航、西、クマ、平井
生存競争がエゲツないことになっとるぞ。
だからと言って、控えメンバーも全然負けてるわけじゃないし、一体感がハンパない感じなんだよなぁ。ベンチ控えメンバーも、ヤスとナカジが情報交換してたり、選手兼コーチの合田は積極的に指示してるし、イイ感じ。ブロックが揃っているし、ディフェンスとの関係もイイ。
ヤスは、「化けました」。昨シーズンまでのヤスは忘れてください。別人です。単独のブロックポイントを2本、サービスエースを1本とりました。ラッセルとしっかり話して位置取りしてるのも頼もしかった!
VC長野は昨季10位のチームで入れ替え戦にも行ってるチームだけど、今日、ラクに3-0で勝てたわけじゃない。ラッセルやジャンの「個」の力は勿論高いのだけれど、なんせまだチームに合流して日が浅い。そして今日のセッターは新人の阿部ちゃん。ミスも多かったし、「合ってないな」と思うシーンもたくさんあった。
なんせ、第2セットも一時的に逆転されたし、第3セットは最大5点のビハインドがあった。それをひっくり返す「メンタルの強さ」(これはラッセルに引っ張られてたなー)。終盤にギアを上げて畳み掛けるラッセルとジャンが凄かった。小野寺もグイっと引き上げられて、やっちゃってたね。
そして、昨季に足りなかった、ここぞという時の「采配」の妙。今日は、第3セットのビハインド場面からの2枚替え。ジャン→合田、阿部→新井。そしてこの少し前にも手を打ってる、L唐川→ディグの時はマコっちゃん、レセプ唐川。
これが実に効果的!!
マコっちゃんのジャンプオーバーバックパスからの坂下のアタック!には、うわぁーぉ!と声が出てしまいましたよ。新井がしつこく助走に入って打ちまくってるのも良かった!
ジャンの、サーブボールがエンドラインを踏んであっという間にボールが消えていった「ものすごいサービスエース」!相手チームの選手はボールが見えなかったようで、「入ったの?あれ、入ってるの?」という感じ。相手の監督がチャレンジしたけど、…しっかり入ってましたー!!
あのボールを「見て」自信持って「 in!!」とジャッジした、線審ブラボー!つうか、広島の線審、レベル上げとるわー。そうそう。エンドラインと言えば、ラッセルのサーブ!もーーーーう絶妙な踏切位置で、絶対「踏まない」んだよなー。
そんなこんな、もうーう語り切れんですが(今年初観戦で、ちゃこも舞い上がっとります)、明日の試合も、バチ楽しみです!
頑張れ!JTサンダーズ広島!
頑張ろう!NIPPON!(ちゃこ)
PS:今日の広テレの解説は、下村英士さんと八子さん。八子さんは初解説だったんだけど、やわらかーい語り口で、しかもバチしっかり見とって、良かったですわー。
今日のVOMに選ばれたジャン選手のインタビュー