画像はジュニアカープなどの会員募集パンフレットより、「内野自由席」(2階)と赤色で明記してある
広島東洋カープは11月11日から2023年度「ジュニアカープ会員」「レディースカープ会員」「シニアカープ会員」を募集する。球団HPやパンフレットで告知されている。
カープファンからはその告知内「観戦特典」説明の中に「入場席 2階内野自由席(予定)」と表示されていることに対して強い疑問の声、反対の声が上がっている。
ひろスポ!にも同様の声が多数寄せられている。広島市の持ち物である広島市民球場において市民の不利益になることこの上ない。また市民の命が危険にさらされ、負担が増える。少しでもいい「自由席」を確保したいがために階段を駆け上がり、ダッシュした挙句に心肺停止したファンがいたのを忘れたのか?長らく屋根のない炎天下で待たされ熱中症で救急車班搬送される大量の市民の中には、重篤な症状の人もいただろうに…
ネット上では…
<<やめてよ、時代に逆行しているよ>>
<<ファンクラブのみ自由席にすればいい>>
<<地獄の自由席争奪戦が復活すんのかー それやるんならビジパフォも広げてくれるよな?>>
…など具体的な指摘が数多く成されている。
ファンが「地獄」とか「諸悪の根源」と言い切る自由席を復活させるのは球団側が売り上げを増やしたいからだろう。開門前から長蛇の列を作らせ、スタンドに入ったファンが飲食やショップでお金を落とす。
マツダスタジアムでの球団の興行には広島市がその責任を負わなければならない。広島市が球団を指定管理制度によってマツダスタジアムの借り手に指名している。
ところで2009年のマツダスタジアム供用開始以降、広島市は市民が聞けば驚くほどの優遇策を球団側に与えてきた。
マツダスタジアム建設に当たり多大な負担を球団側に強いてきた広島市に負い目があるから、だ。
この両者の曖昧な関係のおかげで「自由席」復活のような、あり得ないことが平気で起こる。
そもそも新型コロナウイルス感染拡大の影響で全席指定に移行したのだから、いつまた疾病対策を求められるようになるか分からない現状においては自由席に移行する理由はまったく見当たらない。
カープ球団の暴走を広島市が見て見ぬフリをする。これがカープ村の構図の柱の部分、である。(ひろスポ!ひろスタ特命取材班&田辺一球)
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