画像は4勝目を挙げ、背番号4の中島選手を中心に記念写真を撮る選手たち
2022-2023 V.LEAGUE Division 1 MEN
レギュラーラウンド第2週 第4戦/ 全18週 36戦
2022年10月30日(日)大分県大分市・サイクルショップコダマ大州アリーナ(大分市大州総合体育館)
vs 大分三好ヴァイセアドラー(全4対戦 第2戦/1勝0敗)
観客数:780人
バレーボールのONシーズンは野球の真反対なんで、THE冬!なんですよね。広島も朝の気温が10℃くらいになってるし(県北は7℃ですよ…)、寒い時期なんですよ。大分は、九州。かなり南に来ましたから、朝も14℃、と、とてもいい感じに過ごしやすいです。
大分市大州体育館は、駅から車で10分くらい。体育館の横のお濠?の向こうにはこんもりした森?があり、森に隠れた向こうには製鉄所(日本製鐵)があるようです。体育館の横には、グランドや野球場、テニスコートもあり、総合運動公園になっているようです。大分三好との対戦の時には、昭和電工スタジアム(大分トリニータのホームグラウンド)の隣の武道館に行くことが多かったので、新鮮な感じです。
総合体育館は大分のプロスポーツを応援しています!
私は、あまりJT以外のチームには触れないことが多いのですが、大分三好は三好先生と面識があることもあり、密かに応援しているチームでもあります。大分三好が助っ人に連れてくる人は、え?!という国からえ!!スゴい!と思える人材が多くて。昨季のバグナス、昨季はFC東京に在籍していたエスペホも初見は大分でした。
大分といえばヤカン・グマですが、今季のモゲニもいいですね。ケニアの辺りから来るOPさんは打つコースに苦手さがない感じで、右からでも左からでもなんなら中央からでも打ってくる、というのが印象です。カンタパットも高いですし、良さそうですね。昨日はうちが封じ込めちゃってましたけど、そう簡単にはいかない相手でしょう。
うちの金子くんが東福岡高校で3冠とった時のチームメイトが2人も大分三好にいる(井口くん、古賀くん)のも意識しちゃうとこです。1会場で4チームが試合をしていた時には、JTの対戦相手でなければ必ず大分三好を応援していました。
ええ!だからと言って、勝ちにいきますよ!そうですとも!試合は、どうなった?!
25-21
25-16
25-16
セットカウント3-0で、勝利しました!4勝0敗 ポイント12です。
敢えてここまで書いていませんでしたが、JTのここまでの対戦相手は、第1週が昨季10位のVC長野、第2週が昨季9位の大分三好でした。でも、それは「昨季」の順位であって、どこのチームも助っ人の入れ替えや移籍加入、新加入の選手が居り、戦力は流動的です。第1週、大分三好は勝利こそ取れなかったものの堺相手に1セット取っていますし、昨日VC長野は、昨季王者のサントリーに3-1で勝利しています。
だからこそ、先週今週のこの4試合を失セット0で戦い切ったことは、絶対にあとで生きてきます。それは間違いない。この2週、うちも新チームが始動したばかりで、いろいろな部分が手探りだったのに。それでも、「セットを落とさなかった」のですから。ブラヴォー!!
今日の
スターティングメンバーは、
OH:ラッセル、坂下
MB:小野寺、安永
OP:ジャン
S:合田
L:唐川/西村
ロサノ監督は「変えない」人なんかなー、という印象ですねぇ。昨日と明らかに変えた部分は、試合開始時点からまこっちゃんが準備していて、最初っから「レセプ唐川」「ディグまこっちゃん」だったこと。阿部ちゃんを出さない、と決めていたようだったこと。ヤスのリリサには慎さんだったこと。でしたねー。慎さんのサーブでブレイクすると、ベンチ組もベンチ外組も大盛り上がりでしたねー!今日のベンチ外組:将平航クマ平井西。
昨日の感触から、今日は試合最初っからS金子だと思ったんですけどね。フタを開けてみたら、合田くんでした。でも、昨日合田くんがスタメンで出てここがちょっと合って無かったかなぁ〜、という部分が悉く修正されている感じでした。
この、「修正力」そのものも昨季欲しくても無かったものだし、昨季とか特にそうだったけど、勝ち試合は「良かった良かった」で終わっていて、そこからは何も学んでない感じだったんですよね。でも、実際はそんなことは全く無いはずで、勝った試合にも、負けてしまった試合と同じように「修正すべき部分」が存在するんですよ。
それがこの1、2週を全て3-0で取り切れた要因だと思いますし、この先に重要になってくるところだと思います。
監督のアドバイスを受けるジャン選手と合田選手
相手ブロックの隙間を打ち抜くジャン選手のスパイク
サーブ効果率33.8を上げたラッセル選手
いやぁ〜今日は!ラッセルのサーブがものごっつう良かった。サーブの時の「ハリセン手拍子」は止めた方がいいんじゃないかという話もあったんですよ。それは、うちの子たちがプレッシャーに弱いので、手拍子がサーブミスを誘発してるんじゃないか、ってことで。やー。ラッセルはむしろ味方に付けてる感じでしたね。OK!もっと(声援)きてきて!って感じで。タイムアウト明けにサービスエースが来た時には、もう、ゾクゾク❕って感じ。レセプをした相手のOHがふっ飛んでいっててですね。
そのたびに「あぁ〜〜〜……………」と言われるので…コート際エンド席最前列に相手チームファンに挟まって緑のハリセン叩いてた身としては、視線のやり場に困っていたら…交代されました。
もう今日のラッセルは止まりようがなかった。特にサーブ。アタックは、合田くんもラッセルが打ちやすいトスを、と思ってたと思うけど、やっぱ、金子くんとのコンビの方がのびのび打ってた気がしますね。
高い位置から繰り出す金子選手の多彩なトス
坂下、小野寺選手のブロックが決まる
昨日はフェンスをぶっ倒しても繋ぎにくる金子くんのプレーから、繋ぎの粘りが出てきたと思うけど、今日は最初っからまこっちゃんを入れてたことで、ボールを落とさんぞ!繋ぐぞ!って感じが第1セットからあった。ボールを繋いでいれば、今年のJTは「決め切る」力がある!絶対に競り負けん!
やはり、サーブ&ブロック!これ、キモ!サーブでしっかりと揺さぶって、相手の攻撃を絞って、ブロックに掛ける。昨シーズンとは違って、坂下もヤスも攻撃的なサーブを打っていってる。これは、違う!効く!来週以降もこれを続けて行くことが大事!金子くんの足の復活状態がどれくらいなのか、が結構鍵な気がします。
金子くんは球下に入るのが速い上に背がありしかもジャンプして球を受け取るんで、レセプは大まかにこの辺り、ってのでも十分にAパスなんだよねー。Aは、何でも攻撃出来る、って意味。ミドル、サイド、バックアタック、OP、なんでもあり。
ここが、昨季までのJTは攻撃の手札が少なくなりがちだったので、OPトムへの本数が増えがちだったんだけど、今シーズンのJTはどこからでも攻撃可能。ラッセルのバックアタックは、ラッセル好みのテンポで上げれば、世界レベル。止まらんし、拾えん。
昨日、坂下くんはお世辞にも良かったとは言い難かった。けど、変える気はなさそうだったんだよなぁ。武智くんも体作りから今シーズンは気合い入っとるし、コートの中で躍動するのを見たいぞーーー!ベンチ外にいるけど、将平さんも見たいー!航くんもずっとベンチ外なんだが、特にどこかを庇ってるような動きじゃなかったし、出れんのんかなぁ。
隠し球?!何気に、ネット下でのフォロー、諦めん気持ち、が、昨季より強くなった、と感じます。
今日の小野寺のネット下プレーもファインプレーなんだけど、ほんとのファインプレーは、ボール拾った後、意地でも相手コートに入るまい、とモニモニ踏ん張ったこと。inプレー中にネット下でモニモニやってるから何してんのかと思った(笑)。
もうー今から、来週が楽しみで仕方がないよー!こんな気持ちもいつぶりだろう!!ワクワク❣️来週は、大阪府堺市で堺ブレイザーズと対戦です。頑張れ!JTサンダーズ広島!!頑張ろう!NIPPON!(ちゃこ)