画像はフリー打撃のあと新井監督と通訳を介して話をしながらなんとなくションボリに見えるマット・デビッドソン
広島の新外国人、マット・デビッドソンはメジャー54発!「四番」と書いたメディアも複数あるが、ライアン・マクブルームがいるからその可能性はほぼないだろう。
宮崎・日南キャンプは2度目の休日明け、2月11日が第3クール初日。いよいよ九里亜蓮、大瀬良大地、ドリュー・アンダーソンの先発柱組と快速左腕ニコラス・カーライル・ターリーがフリー打撃で調整する日がやってきた。
迎え撃つのは野間峻祥、末包昇大、二俣翔一、マット・デビッドソン、ライアン・マクブルーム…
デビッドソンの打撃の結果は…
対大瀬良…空振り、ファウル、ファウル、ファウル、ファウルチップ
対アンダーソン…低目ボール、低目ボール、高目ボール球空振り、ファウル、ボール
対ターリー…初球大空振り真っすぐ、ファウル、3連続ボール
…ってぜんぜん前に飛んでないじゃないか!
確かに大瀬良の球の走りは素晴らしく、そうは行っても左打者の野間はいい当たりをしていたし、マクブルームだってライトまで2つ打ち返していた。
左腕のターリーで空振り…はないだろう。ここでも野間やマクブルームは外野にいい感じで打ち返していた。
打撃終了後、ゲージ裏で新井貴浩監督に話しかけられたデビッドソン。
ひろスポ!仮想会話
新井監督 足を高く上げるのはいいのだけど、ボールとの距離感がイマイチじゃない?
デビッドソン 了解です、最短で振れるようにします
新井監督 だよね?途中、オーバースイングだったよ
デビッドソン ラジャー!
通訳を介して指揮官の話を、しんみり聞いていたように見えたが、期するところはあるはず。
メディアは休日前の第2クール最終日、やはりフリー打撃で社会人ルーキー河野佳から強烈なライナーでバックスクリーンにぶち当てた一撃を称えていたが、あれは申し訳ないが河野の球持ちが悪いので、いつもなら差し込まれるデビッドソンのスイングがどんピシャのタイミングだっただけ…真横から見ていればそれが丸わかり。この1球以外、ほとんどデビッドソンは投球との間合いが取れていない。
あす12日からの紅白2連戦で、曲がり球や落ちる球のミックスでも柵越え、となればマッット・マックス!という落ちになるのだが…(ひろスポ!キャンプ取材班)