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2023年02月14日
編集部

新井監督は優しいけど、当り前だけど厳しい、日南での二週間を終えて木下、二俣は沖縄便に乗れず…

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二俣翔一
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画像は2月12日の紅白戦での木下と二俣の2ショット…

 

広島の宮崎・日南キャンプは2月14日、紅白戦第2戦を行った。15日は午前中で手締めとなり、実質バレンタインズデーのこの日がキャンプ最終日。

 

新井貴浩監督ら首脳陣はライアン・マクブルーム、マット・デビッドソン、秋山翔吾、西川龍馬、菊池涼介、上本崇司、野間峻祥の一軍スタメン組には「別メニュー」を与え、12日に続くこの日の紅白戦には若手や二軍キャンプの東光寺球場組をスタメン起用した。

 

注目の田村俊介は先攻、紅組の「五番レフト」で出場。第1打席は左対左となった玉村昇悟から、追い込まれながら紅白第1戦に続いての変化球打ちを披露して右前打。第2打席では実績十分の左腕、森浦大輔の変化球攻めに翻弄されて空振り三振だったがすでに開幕一軍への登竜門となる沖縄行きは決めている。

 

日南主力組に抜擢された背番号124、高卒4年目の木下元秀はファースト、ライトを守りながら打撃面でのアピールを左打席で続けてきたが、この日は紅組「八番DH」で栗林良吏のフォークを空振り三振したあと、森浦の前にもセカンドフライ。やはり相手が相手だと赤子の手を捻るようなやられ方になった。

 

また右打ちでやはり長打力が魅力の高卒3年目、二俣翔一も白組「七番DH」で右飛と二直に終わり、ともに沖縄キャンプに進むことができなかった。

 

若手をできるだけ見てみたい、という新井監督は日南での2週間で多くのチャンスを若手に与えてきた。佐々岡前監督、緒方前々監督の時とはキャンプの空気は一変して、活気あふれるものとなったが、最後には誰かが篩にかけられる。

 

だが、シーズンは長い。二軍行きが決まった面々は日南での普通ならなかなかできないはずの経験をどう生かすか?未来を見据えてチャレンジが続く…(ひろスポ!キャンプ取材班)

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