画像は横浜スタジアム
新井カープの真骨頂!またベストゲーム!
広島は7月15日、横浜スタジアムでDeNAとの13回戦に臨み1点を追いかける九回に坂倉の8号同点ソロと代打曾澤の決勝犠飛で逆転勝利を収めた。
ゲームセットの瞬間、2位DeNAにゲーム差0に迫った新井監督は右手を突き上げて勝利ポーズ!
13日の東京ドームで”延長十五回に5点を奪ってベストゲーム”を演じたばかりなのに、移動日を挟みまたベストゲームパートⅡ。その模様を独自の速報「note 田辺一球コイ即便」より流用する。
7月15日・DeNA-広島13回戦(横浜スタジアム)
広島スタメンときょうの注目点
一番にサード、で四番にセカンド菊池、これはなかなか予想できず…
二番にライト野間、17試合連続二番、前回対戦では一死一塁で遊ゴロ併殺打、きょうはきっちり進塁打で!
三番センター秋山、前回対戦3の1、全部外野に飛んでます!“
四番に菊池、よろしくお願いします。
五番キャッチャー坂倉、きょうもキーマン、前回対戦3の2
六番ファーストマット、四番じゃなくて六番…が泣ける
七番ショート小園、今永相手にこの起用法、意気に感じてヒーローになろう!
八番レフト末包、できれば大きいのを一発お願いします
九番ピッチャー大瀬良、九里が5回で代えられたことを他山の石として今永に投げ勝つだけ
DeNAスタメン
ライト楠本
レフト関根
サード宮崎
セカンド牧
ファースト佐野
センター桑原
ショート京田
キャッチャー戸柱
ピッチャー今永
1回表
上本…初球快速球ストライク、149キロファウル、3球目低目149キロ空振り三振…
野間…真っすぐ3つストライク、ボール、ファウルからの外スラボール球空振り三振…
秋山…さすが!初球から振って150キロファウル、カーブ溜めて振ったけど空振り、外の152キロに当てて遊ゴロ、今永的には普通だろうが相当カープ打線苦労しそうな立ち上がり、外野に飛ぶのはいつのことか
1回ウラ
楠本…1、2球が上下してボール、ファウル、4球目二飛、投げている球の迫力自体は今永10なら大瀬良7程度
関根…初球カーブストライク、2球目サイン違いで坂倉捕れないがストライク、3球目インローカッター見逃し三振
宮崎…まだ打率が・357もある、2-1からファウルで2-2、アウトローボール球の143キロ空振り三振
2回表
四番に菊池…初球148キロ遊ゴロ
今永キラー?坂倉…初球低目148キロファウル、膝元148キロボール、122キロカーブ空振り、4球目も125キロカーブ空振り三振、やはり配球を特殊にしてバッテリー対策している
マット…初球内角151キロボール、同じ付近に今度はストライク、また同じ付近にボール、ちょっと甘い151キロ打ち上げて中飛だが飛距離なし、実質内野フライ
2回ウラ
牧…1-1からの140キロファウルのスイングがいい危険な匂い、ボール、曲がり球外外れ過ぎでフルカウント、147キロ三ゴロ、上本いいスピードでさばいた、快速サード!
佐野…1-1から内角いっぱいストライク、次の内角右へファウル、落ちる変化球二ゴロ、球威じゃなく攻め方で打ち取った
桑原…初球遊ゴロ、がっぷり四つの展開…
3回表
小園…初球148キロファウルここも振っていったナイス!2球目スライダー左飛、正真正銘外野に飛ばした
末包…初球膝元150キロボール、外のボール球チェンジアップ空振り、同じ感じでまた空振り、151キロここは速い球予想して打ち返した…がセカンハーフライナー
大瀬良…151キロ空振り三振、予想に違わぬ奪三振ショー、3回29球、毎回の4三振…
3回ウラ
京田…1ボールから一ゴロ
戸柱…初球緩いカーブストライク、カッターストライク、インローボール、4球目も内角強い一ゴロ、マットいい動き
今永…3球目空振り三振、大瀬良も3回パーフェク投!滅多にお目にかかれない高度な投手戦、素晴らしい!
4回表
上本…初球148キロ左へ”らしい”ファウル、それを察知したバッテリーカーブでストライク、3球目チェンジアップは外へボール、低目150キロによくバット止めたさすがは上本2-2、それより少し高い150キロ右にファウル、今永首振ってスライダー投げた…空振り三振…上本は連続三振
野間…インロー150キロストライク野間は振らない、外スラいっぱいいっぱいストライク、また外スラボール、内角151キロファウル、外151キロボール、野間ポンポンアウト取る今永のリズム乱している、152キロファウル、7球目スライダー当てて遊飛
秋山…初球強振!高く上がった飛球、レフトへ…関根フェンスに張り付いた…キャッチした、しかし初球カーブを呼んで振り切る秋山さすが、みんなのお手本
4回ウラ
楠本…2-2まで振ってきない、5球目楠本見事な流し打ち、上本垂直跳びでファインプレー
関根…初球一ゴロ、マットの動きますます警戒
宮崎…2-1から高目の138キロ中飛、大瀬良は「みどころ」チャンネルで「はっきり言って今回は1点もやれない投球が求められる」と書かれて、そんなんわかってますよ!という感じ…
5回表
四番菊池の2打席目…1-1からスライダー空振り、真っすぐファウル、136キロ右にファウル、インロー151キロボール今永悔しそう、142キロ左飛
坂倉…初球内角足がかなり動くボール、外151キロボール、150キロ打って弱い一ゴロ
マット…低目150キロボール、150キロファウル、ワンバン、4球目カーブ打ってゴロ左前打!
小園…外いっぱい148キロストライク、同じ付近にボール、一転インハイに食い込む球149キロバット折れたかも?二ゴロ、今永5回60球
5回ウラ
1時間でもうここまできた、高校野球並み
牧から…初球ファウル、2球目遊飛、怖い牧をうまく抑えた
佐野…1、2球内角ボール、外の145キロもボールで初めて3ボール、カッターストライク、スライダー空振り三振で佐野尻もち、高目ファウルでフルカウント、146キロ右にファウル、ここで大瀬良間をとる、内角カッターこれもファウル、難し球だが佐野しぶとい、低目129キロもファウル、10球目外の139キロ大きな左飛…高目に入った
桑原…外スラボール、次も外スラ桑原食いついてきた、遊ゴロ、大瀬良5回57球パーフェク投!
6回表
末包…初球は第1打席で末包がやられたチェンジアップボール、さらに外真っすぐ2つボールで初めての3ボール、148キロファウルこれ一発で仕留めないと、低目150キロぎりぎりストライク、内角150キロファウルぜんぜん前に飛ばない、末包がチェンジアップかな?真っすぐかな?と考えてるもんで150キロに差し込まれて右飛
大瀬良…際どい球大瀬良振らずに2-2、大瀬良打ち気満々で構えたが151キロ空振り三振
2三振の上本…バントの構え初球ストライク、低目スライダーボール、抜き気味スライダーストライク、150キロ右にファウル、136キロ珍しく浮いてボール、そして置きにきたスライダーを見ごと左前打、チームヒット2本目
野間…初球外いっぱいのスライダーストライク、149キロファウル、3球目打ちに行って腕に死球、今永帽子取る、齋藤投手コーチマウンドへ、今永この回徐々に球が抜けている、飛ばし過ぎたか?
二死一、二塁で期待できる秋山…今度は初球真っすぐ打って快音…もセカンドライナー、この両者の勝負今永にツキがある
6回ウラ
下位打線からだが大瀬良は隙を見せられない、京田…インローボール球2つ、スライダーストライクどの球種もストライク取れるが4球目のカーブゴロ中前打、京田合わせてきた、大瀬良のパーフェク投!はここまで
戸柱…初球バントはファウル、2球目もバントファウル、アウトハイ1球外した、アウトロー135キロボールで2-2、ゆっくり一塁牽制球、相手がどうくるか…外の真っすぐファウル、内角球戸柱実にうまく打った、打球はライト線ぎりぎりに落ちた…内角カッター大瀬良の決め球、でもたくさん投げてるとやられる…
絶対絶命、無死一、三塁で今永…バントの構えで初球高く弾むバント、ベイファンきょう一番の盛り上がり、サードから京田がゆっくりホームイン、今永”二刀流”…
DB1ー0C
楠本…遊ゴロで二死三塁
関根…真っすぐと変化球ボール、バントの構えでボール、145キロストライク、止めたバットファウルでフルカウント、高目147キロ空振り三振、この1点だけならまだ何とか…「みどころ」チャンネル予想は「2失点以内」勝負…しかしもう七回…
7回表
菊池…ストライクと空振りの2ナッシグから顔の高さを左前打!どんな球でもヒットにすりゃそれでいい!
坂倉…スライダーストライク、懐に147キロボール、3球目133キロ打って平凡な中飛
期待されるのは2ランだけ?マット…初球ワンバン今永慎重、低目真っすぐストライク、快速スライダー空振り、149キロ完全なる空振り三振かすりそうにもない
小園ここも一発期待…ます今永牽制球、外スラ満振り空振り、外の148キロ空振りで2ナッシング、大きく頷いた今永一塁牽制球、勝負焦らない、アウトローストライクかと思ったらボール150キロ、ワンバンで2-2、今永一発警戒でワンバンが多い、抜いたスライダーを見事右前打、こうやって復活の道を歩んでいく
二死一、二塁で末包、打ったら一軍かなり継続、打たないとまた近い将来二軍逆戻り…初球カーブワンバン、低目スライダーもボール、今永顔に相当の汗、135キロチェンジアップストライクこの球がキーになっている、そしてスライダーを空振り、これで末包が打てる可能性がわずかになったか?136キロチェンジアップ打って先っぽ…二ゴロ
DB1-C0
7回ウラ
大瀬良76球まだまだいける
宮崎…2-1からファウル2つ、6球目遊ゴロ
牧…初球143キロ中飛、危なかった、スイングいい感じの牧
佐野…2球目ショートライナー、9球で終了、大瀬良85球
8回表
今永102球続投
大瀬良の代打堂林…初球カーブ満振り空振り、ワンバン、外チェンジアップにバット動いてストライク、150キロ低目ボール、今永の一発警戒徹底している、150キロがやや浮いたがファウル振り遅れ、スライダー振らない堂林一枚上手、これでフルカウント、2度首振る今永、スライダー投げてファウル、151キロファウルいい粘り、そして快音、左中間へ…ぐんぐん伸びる、が、センター桑原追いついた、少なくてもフェン直かと思ったが…
上本…2ボールここも今永簡単にはストライク投げず、真っすぐストライク、真っすぐ待って真っすぐ打ったが遊ゴロ
三振と内野フライと死球の野間…内角ボール2つ、外もボール、ストライクで3-1、120球目148キロファウル、またファウル、真ん中の140キロ中前打、よく打った!
きょう最も期待できる秋山…注目の初球チェンジアップストライク、牽制球、2球目138キロ打って…二ゴロ…スタンドから大きない・ま・なが…コール、カープベンチ苦しくなってきた
DB1ー0C
8回ウラ
二番手は栗林、今後を考えれば貴重なマウンド
桑原…初球真っすぐファウル、131キロカーブストライク、141キロいい高さのフォーク空振り三振、桑原を圧倒
京田…外真っすぐボール、インロー152キロボール、同じ付近に152キロストライク、152キロファウル、ここでカーブはボールでフルカウント、高目154キロファウル、152キロファウル、いろいろ言われて京田だがかなり打撃力アップ、琢朗さんのおかげだろう、8球目真っすぐボールで四球
戸柱…まず牽制球、バントの構えでボール、2球目もはっきりボール150キロ、ひとつ外して様子見た、牽制球、三塁線バントファウル、戸柱きょう3つ目のバント失敗、牽制球、セットに入ってプレート外した、なかなか投げない、そしてフォーク空振り三振!
今永の代打藤田…151キロ低目ストライク、低目153キロ空振り、3球目つり球快音ライト右へ…二死二、三塁、代走蝦名
楠本…大ピンチの栗林初球外真っすぐ大きく外れた、内角カッターファウル、154キロファウルで1ー2、楠本タイム、フォーク遊ゴロ、バットが折れた、栗林9試合連続無失点!
DB1ー0C
9回表
DeNAは山崎康晃
四番菊池から…外の149キロストライクの入り、ツーシームの頭叩いて遊ゴロ
ベンチの大瀬良声を出す
山崎康晃から5月2日、九回この横浜スタジアムで満塁弾の坂倉…内角149キロストライク、151キロ快音、カープファンが待つレフトスタンドへ、ぎりぎり入った!8号ソロ、大瀬良が坂倉の肩を揉む、いい試合になった、DeNAバッテリーなぜ勝負焦ったか?
DB1ー1C
マット…2ー1から高目打ってレフト線二塁打、カープ戦防御率10点台の山崎康晃陥落
DeNAはエスコバーにスイッチ
一死二塁で小園…初球ファウル、2球目も打ってショートへバウンドして京田送球まで時間かかり内野安打、三浦監督リクエストもセーフ、一死一、三塁
末包またまた一軍残留評価打席…初球真っすぐボール、2球目154キロボール、ここで申告敬遠
一死満塁で栗林の代打曾澤…初球打ち、レフト飛距離十分の犠飛
DB1ー2C
二死一、二塁で上本…空振りがパスボールになって二、三塁になったが空振り三振
9回ウラ
八回が栗林、九回が矢崎、大盛レフト、田中広輔がファースト
関根から…真っすぐボールとフォーク空振りとファウルで1ー2、フォークはボール、フォークファウル、ズバッと149キロ決まったかと思ったらボールでフルカウント、内角球ファウル、外の149キロ空振り三振
宮崎…外のフォークストライク、141キロストライク、ワンバン、ファウル、150キロファウル、ワンバンで2-2、フォークファウル、またフォーク三塁線ファウル、149キロが頭の高さでフルカウント、149キロファウル、さすが宮崎バットがよく”しなる”、11球目止めたバット、一ゴロ、田中広輔素早く矢崎にトス、ややタイミング合わないが矢崎よくアウトにした
牧…外フォークはボール、ワンバン、137キロ左へファウルで2-1、4球目三ゴロで熱戦に終止符
DB1ー2C
※この記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています。
7月15日(横浜スタジアム)17時開始予定のDeNA13回戦のみどころ
※以下の記事は試合開始前にアップしたnote 田辺一球「きょうのカープはたぶんこうなる」でアップものです
予告先発は広島が大瀬良(3勝7敗)、DeNAが今永(6勝1敗)
首位阪神まで3差、2位DeNAまで1差で球宴前ラスト3戦。今頃になってやっと?「新井監督って名将?」みたいな声が上がっている。
名将かどうか?は10年後、20年後じゃないと分からないが、集団をマネージメントする力量に長けていることは最初から分かっていた。まともな四番がいない(要するに SEIYA SUZUKI に代わる人材も見当たらなければ、外国人砲もNG)から、勝負強い打線を育むことをハナから想定して準備を重ね、自身は四番バッターだったのに投手陣の起用法でも細かな配慮を重ねて結果を出している。
だがハマの番長・三浦監督も就任3年目にして高いレベルのマネージメント力を発揮している。両者の対戦はここまで6勝6敗の五分…
しかも今回のDeNAは強力な3人を今回ぶつけてくる。「今永、東、バウアーです」とはっきり言う三浦監督も偉い!
今永はWBCの経験をいろいろあったにせよプラスに変えたようだ。
前回、7日金曜日のピッチングは凄まじかった。2日前にカープ打線相手にガッツ溢れる投球を見せた戸郷と投げ合い、岡本和真に先制ソロを許すと二回から岡本和真も含む7者連続三振。
けっきょく7回113球6安打1失点で自己最多でセ・リーグ記録にあと1と迫る毎回の15奪三振で6勝目を挙げた。
今永はその前の金曜日、中日戦も8回1失点、その前の阪神戦も9回1失点完投勝ち、その前もその前も…と現在4連勝中で抜群の安定感を誇っている。
今季の左腕との対戦は4月21日一度だけ。この時はコルニエルも八回途中まで4安打1失点と踏ん張った(今は見る影もないが…)
だが今永はそれ以上。8回5安打無失点で勝ち投手。
この時、菊池は4の1、野間は3タコ1併殺打、秋山は3の1、マットは3タコ、坂倉は内野安打含む3の2、上本は一ゴロ、二塁打、送りバント。
先週土曜日の中日戦、7回3失点で負け投手の大瀬良は六、七回にガス欠気味、…ろいうか手の内を曝け出しすぎてつまかった感がある。はっきり言って今回は1点もやれない投球が求められる。何度も繰り返すが今のチームの特性からして勝つための条件は3失点以内、それがきょうの場合は2失点以内になる?