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2023年10月12日
編集部

髙橋美夕紀、松本茉奈加ら新加入メンバーとの融合進み可変型「女王の翼」システム進化中!サンフレッチェ広島レジーナ、10・14WEリーグカップ決勝で女王の座目指すⅢ

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髙橋美夕紀
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画像左手前は、WEリーグカップ決勝でも想定される髙橋美夕紀のワントップ、画像右奥にアジア大会組の中嶋淑乃

 

サンフレッチェ広島レジーナは10月14日(土)午後6時から神奈川県川崎市中原区の等々力陸上競技場でWEリーグカップ決勝に臨む。

 

 

対戦相手はアルビレックス新潟レディース。

 

 

表彰は優勝 10,000,000円、WEリーグカップ、2位は5,000,000円。

 

 

前々回の記事↓

サンフレッチェ広島レジーナ、10・14WEリーグカップ決勝で女王の座目指す | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

前回の記事
アジア大会金の上野真実、中嶋淑乃の圧倒的な得点力にも期待!サンフレッチェ広島レジーナ、10・14WEリーグカップ決勝で女王の座目指すⅡ | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)

 

 

WEリーグカップ、グループリーグでのサンフレッチェ広島レジーナの成績は、勝ち点13で4勝1分け0敗、得点10、失点4。同じグループA3位で昨季はカップ戦、リーグ戦の二冠だった三菱重工浦和レッズレディースとともに最多タイとなる二桁得点をマークした。

 

 

グループリーグの成績は次の通り。

 

8月26日(広島広域公園第一球技場)〇4-1 マイナビ仙台レディース
得点者=市瀬千里、中嶋淑乃、髙橋美夕紀、松本茉奈加

 

9月3日(ヨドコウ桜スタジアム) 〇2-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース
得点者=小川愛、中嶋淑乃

 

9月9日(広島広域公園第一球技場) 〇1-0 ノジマステラ神奈川相模原
得点者=上野真実

9月17日(浦和駒場スタジアム) 〇2-1 三菱重工浦和レッズレディース
得点者=柳瀬楓菜、小川愛

 

9月30日(セットエーオリプリスタジアム) △1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 得点者=髙橋美夕紀

 

グループリーグの得点ランキング1位はアルビレックス新潟レディースの道上彩花で4得点。

 

3得点が5人でその中にはアルビレックス新潟レディースの鴨川実歩もいる。

 

2得点が11人で髙橋美夕紀、中嶋淑乃、小川愛の3人がランクインしている。

 

ひろスポ!ではサンフレッチェ広島レジーナのシステムを可変型女王の翼と称してきた(他メディアはほとんど使わない)。サイド攻撃に重点を置いた従来の連動に、新加入のFW髙橋美夕紀、MF松本茉奈加、DeNA市瀬千里が組み込まれたことで新たな“化学反応”が起こり、チームにとって長らく課題だった得点能力が飛躍的に向上した。

 

もちろん手の内を見せたことで、カップ戦決勝は元より、リーグ戦でも相手は必死で潰しにかかってくる。

 

だが、多彩な女王たちにはその上を行く力量も備わりつつある可能性がある。

 

チームはアルビレックス新潟レディースとの決勝に備えて10月7日にサンフレッチェ広島ジュニアユースと練習マッチを行った。この時点ではアジア大会組の上野真実と中嶋淑乃を欠いたままだったが、それぞれのポジションで躍動する選手たちの姿が目立った。

 

試合後、中村伸監督に大きく変わりつつあるチームの展開力などについて聞いた。

 

-グループリーグ躍進!の気配ですが、現状をどう捉えておられますか?

 

中村 レジーナとして、この2シーズンでベースになるものを作ってきました。質と種類、バリエーションを磨いて引き続きトライしています。同時に新たな戦力の融合を同時に進めていければ…というところ。新たに加わった3人と従来のメンバーが互いにより生かせるところを共有しながらやってきて、思った以上に融合のスピードが早かったように思います。そもそも、我々が積み上げてきた形に合う3人に来てもらっていますから。自分たちの引き出しを増やす上で、よりプラスαの部分が見えています。

 

-監督が常々、口にされてきた得点力の部分について、もう少し詳しく教えてください。

 

中村 サイドからの攻撃が我々の強みでもあるのですが、その種類も増やして、そこからゴールへの展開も合わせて増やすことができています。また、サイドだけじゃなく、中央からの崩しやセットプレーもそうで、それがカップ戦でのゴールにつながっています。チームとしてより前進していくための自信になっているのは確かです。

 

-守りの方はディフェンスラインをほぼ固定するなどして、カップ戦でも失点を抑えました。

 

中村 はい、同じメンバーでこれまでやはり積み上がてきて、今季新たな選手が加入する中で、自分たちの形をすり合わせていき、どういう守りの形がやりやすいのかを共通認識できつつあります。でも、ディフェンスやキーパーの良いプレーも、前の選手たちが引き出してくれているものですから、チーム全体で守りからいい攻撃へ、その質を高めていきたいですね。

 

-アジア大会組不在の中でも、フィジカルに優るジュニアユース相手に怯まず互角以上の動きを見せるなど、見所満載の練習マッチでした。大卒2季目となる渡邊真衣選手、前線で活発に動けていますね。

 

中村 はい、彼女もうちのスタイルにフィットする選手として来てもらっていますからね。コンディションも良くなり、スピードにも慣れてきたのだと思います。今後はどんどんストロングの部分を出す回数を増やしてもらいたいですね。しっかり守備をして、攻撃ではやはりゴールにつながる、ゴールを奪うプレーを目指して欲しいですね。

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