広島ドラゴンフライズ、本拠地広島サンプラザホールに水曜日でも4423人を集めてゲーム支配し4連勝、佐賀バルーナーズ戦

2023年11月08日: 編集部

画像は大入り”フルハウス”のブースターの声援の中、チーム最多得点をマークしたニック・メイヨ、第２クォーター残り１：46、難しい体勢からレイアップをねじ込む

B1第７節（11月８日19：05tip off’、広島サンプラザホール）

広島ドラゴンフライズ 80–61 佐賀バルーナーズ
1Q: 26-13
2Q: 18-12
3Q: 19-18
4Q: 17-18

【スターター】
広島:寺嶋良、船生誠也、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、山崎稜

佐賀: レイナルド・ガルシア、角田太輝、井上諒汰、ジョシュ・ハレルソン、チェイス・フィーラー

広島ドラゴンフライズ主なボックススコア
点は得点・本は３Pシュート成功数・Rはリバウンド数、Aはアシスト数、%はフィールドゴール（２Pシュート＋３Pシュート）成功率、出場時間、名前（背番号順）

７点、１本、２R、５A、20・0％、18：03/寺嶋良
０点、０本、０R、１A、０・０％、07：34/朝山正悟
０点、０本、０R、０A、０・０％、04：08/ロバーツ・ケイン
２点、０本、４R、３A、50・０％、19：40/船生誠也
11点、１本、11R、５A、50・０％、25：07/ケリー・ブラックシアー・ジュニア
３点、１本、１R、２A、33・３％、11：33/上澤俊喜
12点、４本、１R、１A、44・４％、21：06/中村拓人
９点、０本、12R、５A、40・０％、25：20/ドウェイン・エバンス
０点、０本、０R、０A、０・０％、01：15/久岡幸太郎
９点、０本、７R、０A、60・０％、20：20/河田チリジ
16点、２本、６R、３A、60・０％、25：47/ニック・メイヨ
11点、３本、３R、０A、57・１％、20：06/山崎稜

広島は第１クォーターで勝負をほぼ決めた。最初の得点がニック・メイヨの３点シュート。そのあと３－１から山崎稜も３点シュート。そこから10－５とゲームの主導権を握ると残り３：23で寺嶋良も３点シュートを沈め、山崎稜も間髪入れずもう１本。残り１：13でケリー・ブラックシアー・ジュニアも３点シュートを決めて23－７とした。

佐賀は逆に広島のオフェンスに対応し切れず、攻めてもシュートをこぼすシーンが増えた。

第２クォーターの入りも中村拓人の３点シュートで29－13。アウトサイドトインサイドのバランスで”らしい形”が随所に出た広島は後半になってもゲームの流れを相手に渡さず、第４クォーターでは中２日で北海道遠征となる次節を踏まえて寺嶋良と山崎稜を温存した。

ボールも人もよく動くバスケを40分間通した広島は今季最多の25アシスト、トータルリバウンドも今季２番目の50に達した。

また連勝の最大の要因はディフェンス力。開幕から12試合で879失点、１試合平均73・25点は西地区最少、全24クラブで3番目の少なさ。

敵地、SAGAアリーナで10月14日、15日に対戦した際にはGAME1に93－69で快勝したあとGAME2では第４クォーター残り０：06で71－70と逆転しながら残り０：01で２点シュートを許して惜敗した。今回はその借りを返した格好。

開幕から８試合で２勝６敗と出遅れた広島は今季初の４連勝で６勝６敗、勝率を初の５割に乗せた。順位は６位で変わらず。

佐賀も５勝７敗で７位のまま。

広島の本拠地、広島サンプラザホールでのゲームは開幕から３試合続けて4,400人超え。水曜日開催でも土日に劣らぬ集客力となった。昨季のホーム平均入場者数は3,335人。

第３節、宇都宮ブレックス戦
10月21日（土）4,492人
10月22日（日）4,682人（クラブ最多記録更新）

第７節、佐賀バルーナーズ戦
11月８日（水）4,423人

佐賀バルーナーズ、宮永雄太HC
広島のやりたい形で入られて、後手になってしまった。色々試したが、全部うまくいかなかった。このような試合もあると思うので、しっかり切り替えたい。自分たちがやるべきこと、ディフェンスやオフェンスのシステムにフォーカスしていきたい。広島のパフォーマンスは素晴らしかったと思う。次回対戦するときは、我々が成長し良い試合を見せられるようにしたい。

広島ドラゴンフライズ、カイル・ミリングHC
選手全員が広島サンプラザホールでのホームゲームを楽しみしていた。佐賀との前回の試合は、ブザービーターで負けてしまったので気合いが入っていた。出だしから良いモチベーションで戦ってくれたと思う。全選手を誇りに思う」

広島ドラゴンフライズ、中村拓人
今日の試合は自分たちが目指すバスケットボールができ、ボールムーブからの得点を出だしから4Qまで続けて遂行することができた。特にディフェンス面では、全員がリバウンドに喰らいつきアグレッシブにプレーできた。そこが良い試合展開に繋がった。

広島ドラゴンフライズ、ニック・メイヨ
出だしを含め、全体的に良いゲームだった。ボールが良く動き、アシストがかなり多くあったと思う。オフェンスもディフェンスも良い状態で最後まで戦うことができた。

広島ドラゴンフライズ
ハーフタイム。ライザーラモンさんパフィーマンスショー、Bリーグでは11月3日 (金) から12月25日 (月) にかけて「B.FES 2023」を開催中。「いまバスケで日本を盛り上げろ」をテーマに2018年春に初開催。コロナ禍を経て「B.FES」が3年ぶりに復活。Bリーグ観戦をより幅広く、深く知ってもらうためのイベントで、B.FES 2023限定Tシャツ付きチケットも販売される

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