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2014年10月03日
編集部

広島に新たなプロチーム”デビュー”、その名は「広島サン・スターズ」

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広島サン・スターズ集合写真
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  • レッドヘルメット

広島に誕生する新たなプロチーム、バスケットボールのbjチャレンジリーグに参戦する「広島サン・スターズ」が10月3日、広島市中区の広島商工会議所ビルで会見した。

会見では選手5名とジョー・ナバーロヘッドコーチもあいさつした。ジョー・ナバーロヘッドコーチ
ジョー・ナバーヘッドコーチ、右隣りは海外トップリーグの経験やナイキジャパン入社経験もあるチームキャプテンの武井修志選手

広島サン・スターズロゴ

胸につけてるマークは…「HIROSHIMA」

広島サン・スターズの胸にHIROSHIMA

会見には広島サン・スターズの運営会社、広島プロバスケットボール株式会社の中島健太代表取締役社長とともに、株式会社日本プロバスケットボールリーグの 河内 敏光コミッシナー、bjチャレンジリーグ 最高責任者で株式会社日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の中野秀光代表取締役社長、同リーグ  阿部達也専務取締役、同リーグ東英樹 取締役も同席した。

bjリーグはあす4日に発足10年目の開幕を控えており、ぞの前日にコミッショナーらが広島入りしてとんぼ返りする、という異例の会見となった。

bjリーグ
www.bj-league.com/schedule.php

広島では10月11日に地元の広島サンプラザホールで記念すべき開幕第1戦を迎える広島ドラゴンフライズが報道では先行してきた。広島ドラゴンフライズもNBL西カンファレンスに所属するプロバスケットボールチーム。

一方の広島サン・スターズは、NBLとは別の国内バスケットボールリーグであるbjリーグ傘下に新設される「これからチーム数を増やしていく予定」の新リーグ、bjチャレンジリーグに所属する。

bjチャレンジリーグには大きなアドバンテージがある。今までは年に1回行われるbjリーグ主催の合同トライアウトを受験しなければbjリーグの選手になることができなかったが、bjチャレンジリーグの設立によって新たな可能性が広がることになる。毎週公式戦を行うことでリーグ戦を通じて、トライアウトを受けていなかった選手でも活躍次第では、全国展開のプロリーグ、bjリーグへの道が開かれることになる。

bjチャレンジリーグには現在、広島サン・スターズ以外に兵庫の1チーム(学校法人芦屋学園)しか所属していない。そのため、試合もファーストラウンド、1月4日・18日、2月22日、3月8日、4月5日、4月19日の6試合を兵庫の1チームと行うことが決まっているだけ。ここに岡山県と佐賀県のチームが参戦する方向で現在、調整が進められているが、まだいつからチャンピオンシップを争うかは決まっていない。

なお広島サン・スターズの地元での試合会場は安芸郡坂町のサンスターホール(ネーミングはたまたま一緒)に決まっている。

 

広島プロバスケットボール株式会社は2013年4月19日に設立され、ここまでアカデミー(下部組織)の普及充実、bjリーグとの連携、選手・ヘッドコーチのスカウティングなど準備を進めてきた。

広島サン・スターズ中島代表取締役社長
広島プロバスケットボール株式会社 中島健太代表取締役社長(左)

中島健太代表取締役社長は会見の中で「地域から必要とされるチーム作りを目指し、広島から世界に羽ばたく」ことがチームの目標であることを明言。また「bjリーグアカデミー広島」を通じても「友達ができた、夢は広がった、という世界に通じる人材の育成」を目指す、と説明した。

「bjリーグアカデミー広島」は広島市内ほか県内8カ所活動中で地域の子どもたち102名が所属している。近々、福山エリアにも2カ所、開設される。アカデミーでは英会話にも力を入れ、「サンスタースジュニア」からやがて本場のNBAに参戦する人材育成を目指す。

「スキルアップのカリキュラムは米国から持ち込んだもので、日本の指導とは違う。アカデミーの中では叱ったりせず、ネガティブな言葉も使わない」と従来の日本的なスポーツ教室との違いを中島健太代表取締役社長は強調する。

ところで国際バスケットボール連盟(FIBA)からは、現在の国内2リーグ体制について強くその改善を求められ、ひとつの組織とせよという要求が関係者にはつきつけられている。

この点について河内 敏光コミッシナーは次のようにコメントした。

bjリーグ河内コミッショナー
河内 敏光コミッシナー(左)、右はbjチャレンジリーグ 最高責任者で株式会社日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の中野秀光代表取締役社長

「統一リーグ(問題)は週1回、5、6時間やっているが何も決まっておりません。広島での2チームが、新たな統一リーグできた場合(どうなるか)、という話も出てない。ただフランチャイズを大切に、という考えでいる。ロス(ロサンセルス)にはレイカーズとクリッパーズがいる。地域規模にもかかわらず盛り上がる、ことは必ずある。それをないがしろにして、ここは1チームでないとはいかん、ということではないと考えます」

なお、選手は現在、日本人選手のみ5名でこの夏に実施したトライアウトで選抜された。今後日本人選手2名と外国人選手が加入する。

選手5名の中には広島市佐伯区彩が丘のミニバスケットボールクラブ出身の冨岡大地(広島経済大学2年)と前村哲也(広陵高出身)がいる。ともいbjリーグアカデミー広島のエリートクラスに所属した時代に中島代表取締役に鍛えられた。

広島サン・スターズ前村と冨岡
前村選手(左)と冨岡選手

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