地域と共に、みんなの広島スポーツ交流マガジン

画像はスパイクを決める武智選手

 

2023-2024 V.LEAGUE Division 1   MEN
レギュラーラウンド、第15週 第30戦/全18週 36戦
2024年2月25日(日)、広島県東広島市・東広島運動公園体育館
vs VC長野トライデンツ(全4対戦　最終戦/3勝0敗)
★JTサンダーズ広島　ホームゲーム。県内開催ラストゲーム。
観客数:1475人‼️

 

今シーズン、今日の試合が終わると、あと3対戦6試合を残すのみ、となります。終盤も終盤。3月23〜のファイナルラウンドに駒を進める6チームも、順位の変動はまだあるかもしれませんが、3チームの出場が既に決定しています。

JTはいま、4つ目の枠に入らんとして、あと1勝、というところまできているのです。今日、勝利すれば、次への扉が開く。実に4季振り。

ここまで今シーズンの試合が消化されると、当然、来シーズンの話題も出てくる。今さら？な発言や発表もありホントに大丈夫か？とも思っているけど、来季2024-25から、新リーグ(SVリーグ)へ移行する。

移行措置も数年はあるけど、JTサンダーズ広島は本拠地をどこに定めたのか。気になるところ。もしかしたら、ここ東広島で実施することもラストに…なる可能性もある。いくらこの夏にはオリンピックがある、と言っても、新リーグの全体像や来季のホームゲーム開催がどうなるのか、予想もつかないのは、ファンとしては複雑な心境だ。

緑に染まるJT応援席

 

新リーグから外国人枠の変更があるので、海外の移籍市場でも日本の新リーグのことがかなり話題になっている。外国人枠が1→2人になること。アジア枠から中国が外れること。またオリンピックが終わった直後のシーズンでもあるので、海外リーグで活躍している各国代表に選ばれている選手も日本の新リーグに来るというニュースで賑わっている。

JTは、元々、内定も移籍も、新加入も、とにかく公式発表が他のチームに比べて遅いし、実際に本当に広島に来て緑のユニフォームを着てから、でないと、本当にチームメイトになるかどうかはわからないので、我らJTファンは、公式発表ではない噂やあちらのニュースには耳を傾けないことにしている。

でも、なんらかの動きがあることは確かだろう。今、この瞬間に見ている景色は、唯一無二かもしれない。二度とない奇跡を見ているのかもしれない。そう思って、今日もコートに、ハリセンと声援を届ける。

 

さぁ！大事な試合だ！

結果はどうなった？！

 

25-21

25-22

25-23

 

セットカウント3-0で勝利！20勝目を挙げ、自力でファイナルラウンド進出を決めました！目の前でその瞬間を見れたこと。感動ー！！！

 

本日のスターティングメンバー

 

OH:ラッセル、武智

MB:三輪、安永　　　　　　リリサ:ヤス→新井(第1セット)、ヤス→将平(第2セット)

OP:ジャンチュアン　　　　2枚替:井上慎一朗

S:前田　　　　　　　          2枚替:金子

L:唐川(ディグ)高木(レセプ)

 

ロサノ監督はラッセルがいなかった静岡遠征の間に、我らが将平&武智の有能さに目覚めてくれたのだろうか？！これまでのロサノであれば、先発に起用するなど構想の隅にも入れてくれてなかったように思うのだが。古参ファンがどんなに切望していようとも、だ。

守備と攻撃、これが同時に出動でき、しかもここ数年悔しい思いをし続けてきていて、これに一矢報いたいという気持ちを強く持つ者。これには、今、将平と武智が相応しい。慎さんをキャプに置いているからこそ、鋭利な刃物のような切れ味だ。

昨日はラッセルの対角には将平、今日は武智。リベロ出身の固い守りの将平さんと天才的パスヒッターの武智くん。昨日今日の二日間は、ウィングはかくありき！という2人を堪能でき、幸福だー！(OHという言い方より、WSの方が好きなんだよねー)

次世代のヒーローたちも、その活躍ぶりは自分たちの指針になるでしょう。

小さき守護者たちが、昨日今日のヒーローたちにJTチアさんからお借りしたであろう「ボード」を掲げてお祝いしていたシーンには、笑いを通り越して泣けてしまいましたよ。ね？！いい指針でしょ？！

観客席で先頭に立って応援をリードするJTチアのみなさん

三輪選手の技ありのクイック攻撃

狙われながらも58％のサーブレシーブ成功率のラッセル選手

相手ブロックを迷わす安永選手とラッセル選手のコンビネーション

得点が決まり喜ぶ選手たち

 

ヤスの職人っぷりは今日も健在だったし、ミワァの変人スパイクも絶好調。…センター陣は更なる成長と技術向上必要だねぇ。

新井くんのリリサっぷり。今日はコート真横、極近から見たわけなんですが。エースを取ったサーブ、も、その次のやつも、ものすっごくキレイなトスだったんですよ。トスだけで見惚れるくらいの。で、サーブが打たれる前から「これはイイな！」と思えるくらいの。

今日の俺の役目はコレだぜ！っていう、覚悟、というか、その役割を楽しむ，的な。凄いわぁ！！

…で、こんなに凄かったのに、どうして第1セットにしか出してもらえないんでしょうねぇ？

そりゃ、将平さんも見たいですよ。

でも、こんなにイイモノを「もう一度」出さないのはどうしなんだ？！と思ってしまうわけです。選手自身が出している、決意のオーラとでもいいますか、それが見えないのだろうなぁ、と思うと哀しくなってしまいます。

 

そう考えると、やっぱり、このはなアリーナでの「将平－武智」対角は本当にロサノ監督の案だったのか？！思ってしまうのですよ。昨日の将平さんも。そして今日はそこを武智くんにする、ということも。ロサノ監督にはゴーストライター的な何者かが存在する？！…気のせいか。

ここをこうする、と決めていたら、たとえ流れがグイグイ来ていたとしても、ブチン！とぶった斬ってしまう。(逆転して、さぁここだ！という時の、2枚替えの終了)

予想外のアクシデント(特に、負のアクシデント)があった時には、チャレンジやタイムアウトのブザーでさえも、ジレジレするくらい遅いのに。

そりゃ、もっと丁寧なプレーは求めたいですよ。ハイセットの精度やワンの高さ、とか。でも、選手に求めてばかりじゃなくて、自分の行動も振り返ろうよ、ね。

 

今日の勝利で6位以内が確定し、ファイナルラウンド進出が決定しました　パチパチ👏

ファイナル6が総当たり戦ではないので、順位が確定しないと対戦相手が決まりません。まぁ、残6試合でここから更にレギュラーラウンドの順位を上げていくことは困難だと思うので、ファイナルラウンドに突入してからの1戦1戦の乗り越え方にかかっていると思いますが。

今日の試合の後、武智くんが「チーム力で更に先を目指す」と言っていた。今のJTに相応しい言葉だね。

「チーム一丸となって」という言葉は、将平さんがキャプテンの時に一生懸命言っていたことだと思う。それが今結実している、ということでしょう。

 

レギュラーラウンド、残り3週。来週は、アウェイでウルフドックス名古屋と対戦です。相手も必死でしょうが、こっちも負けられません！

 

頑張れ！JTサンダーズ広島！

頑張ろう！NIPPON！

頑張ろう！能登！

(ちゃこ)