トップ画像は32得点を叩き出したトーマス・パトリック・エドガー
2019-20 V.LEAGUE Division1 MEN レギュラーラウンド第2レグ第2戦
2019 年12月1日(日)広島県呉市・シシンヨーオークアリーナ
vs 東レアローズ(1レグ6位 ポイント10)
応援に駆け付けた広島ドラゴンフライズのマスコット、モヒカンアビィとハイタッチする小野寺選手
海上自衛隊呉のキャラクター「やまと」くんも…
昨年は、1レグでガッツリ勝ったら、2、3レグは反撃され、レギュラーラウンドは負け越しだった東レ戦(天皇杯、ファイナル6、ファイナル3では全勝だったから、年間トータルでは勝ち越し)。第2レグでの対戦は、どうか?!
19-25
25-16
28-30
25-17
15-12
セットカウント3-2、フルセットの死闘の末、勝利!ポイント2をプラスし、ポイント25で、3位をキープしました。
スターティングメンバーは、
OH:山本将平、陳建禎
MB:小野寺、安永
OP:エドガートーマス
S:深津
L:唐川
ベンチ入りは、
中島、井上慎一朗、八子、武智、合田、熊倉、筧本でした。
なんとなく、東レは逆襲してくる感じがしたんですよ。昨日の試合終わりの会見で、東レの篠田監督が、1レグでやられたから対策してきた、と言っていたので。当然、JTにもしてくるだろうと。でも、東レ、昨年と違う点を言えば、戸嵜が成長しているとは言え、アウンがいない(なぜチームに帯同していないのかは、公表されていないので不明)。
OHは、レセプションをしっかりやるのは当然で。その上で、攻撃にも参加しなくてはいけない。バレーボールという競技のもっとも「それ」らしいポジションだと私は思います。その「多才」さ、オールラウンダーさ、が、狡猾さとイクオールにならないのが、「王道」だと思うんだよなぁ。
第1セットは、レセプションの乱れ(はっきり言って、相手のサービスエース)連発で、あっという間に点差が離れ、取り返しのつかない点差に。ラリーポイント制の今、10点離れたらもう致命的です。でも。陳さんのすごいところは、セットが変わったら、クイッと切り替えていたところ。第2セット以降は、とてもレセプション安定していたんですよねー。
バレーボールはセットスポーツ、と言ってはいても、やはり、「切り替え」が難しいと思うんです。それをとてもスマートにやっていました。お手本のような感じ。
第2セットの切り替えは、チーム全体としてもうまくいった。第3セット、24-21 から、追いつかれて、最後は逃げ切られたところは、課題だなぁ。
サーブのミスも、スパイクのミスも、ある程度あるもんだと思います。でも。「攻めるサーブと入れていくサーブとどちらか二択しないといけないように見える。が。本当は、強いサーブを、外さないことだ。」とは、ハイキュー!!に出てくる至言ですが、本当にそうだと思います。
この日、両チーム最多の47本のサーブを受けた山本選手
勝利の瞬間!
第3セットでは、そのミスが、最後の最後で出て、第5セットでも出たけど、その後にそれを上回るような超絶プレー(将平さんが、1人でルジェをブロック!)が出て、助かった。でも、そんな「ラッキー」そういつもいつもあるもんじゃない。やはり、確実なプレーをしていくことしかないんだ、と思います。
レセプションが乱れて、となると、どうしてもOPトムにトスが集中してしまい、トムの打数が増えて、苦しいところ。そこはうちだけでなくどのチームも課題なんだろうけど、
トム頼み、と言われないようにしなくては、この先、どんどん厳しくなる。
サーブレシーブ、だけじゃなくて、
ディグの1本目、
ネット下のフォローの1本目、
その次の繋ぎの1本、
一つ一つを、
次のプレーに生かすことを考えた、丁寧なものにしていくこと。
今年、力を入れている「精度」って、そういうことだ思う。
そして、そのプレーの最初に、サーブがある。しっかり守るということは、しっかりとサーブで攻めることと、繋がっているんだと思う。
ホームゲームのスタンド風景
ホームゲーム、2300人の声援も、十分に気を引き締める材料になったでしょう。ホームゲームの連勝記録は、ただ今、更新中です。
来週は松本市、再来週は徳島市でゲームをし、12/21が次のホームゲームになります。大事な試合が続きます。きょう、粘り負けなかったことを糧にして、戦い抜いていきましょう!頑張れ!JTサンダーズ広島!(ちゃこ)