画像は佐藤啓介
新井貴浩監督の下での2シーズン目を戦う広島の、早急に克服すべき課題は得点力アップだ。
4月5日から7日にマツダスタジアムであった中日戦では3試合連続完封負け。28日の中日5回戦(バンテリンドームナゴヤ)も延長12回スコアレスドローに終わった。
しかも19日の巨人4回戦(マツダスタジアム)でも延長12回を戦い1点も奪えず引き分け…
この2試合で先発した九里亜蓮は6回2安打と7回4安打で勝ちに値する投球をしながら無援に泣いたかっこうだ。
それでは広島二軍には救世主はいるのか?
上記サイトの最新記事を引用する。↓
※この記事内での選手名表記は独自のものになっています。
ウエスタン・リーグ
●2-3 中日(4月28日、由宇) 27試合11勝15敗1分け
中日 001 000 020・3
広島 020 000 000・2
スタメン
セカンド佐藤啓介
ショート韮澤
DHシャイナー
ファースト末包
レフト林
センター中村健人
サード内田湘大
キャッチャー持丸
ライトロベルト
ピッチャー遠藤
開幕一軍ローテを目指していたはずの遠藤が3度目の先発で6回5安打1四球1暴投の1失点。3試合続けてある程度の結果を残すことができた。
七回の岡田は1安打1四球無失点。八回の高橋昂也は3安打1暴投で2失点。九回の大道は1安打1四球無失点。
打線は二回、持丸の三塁打などで2点を奪うのが精一杯。
そんな中でも佐藤啓介は5の2(中安打と二安打)ので打率・438。これで16試合連続ヒット。しかも…
25日・くふうハヤテ戦(由宇)4の2(右安打、中安打)
26日・中日戦(マツダスタジアム)3の2(中安打、左安打)
27日・中日戦(同)4の3(二安打、中安打、遊安打)
…と4試合連続マルチ。
ウエスタン・リーグ打撃成績では三冠キープ中!
打率・438、2位は柳町達(ソフトバンク)の・386
長打率・548、2位は福永裕基(中日)の・500
出塁率・529、2位は柳町達の・476
佐藤啓介と一、二番コンビを組む韮澤も4の2、打率・269。
三番には右手中指剥離骨折離脱中だったシャイナー。結果は投ゴロ、遊ゴロ、左飛。
本来なら上でシャイナーと外野手争いするはずだった末包は、焦りもあるのだろう、4打席4三振…これで3試合連続の4タコとなって打率・182まで低下。果たして夏までに一軍昇格はあるのだろうか?
林も末包に歩調を合わせるかのように、1四球3三振で打率・262。
持丸が3の2で打率・310。こちらは一軍昇格のチャンスあり。
内田湘大は3の0、打率・173とけっきょく昨季といっしょ…
ロベルトも3の0で打率・091。この日出番のなかったラミレスも打率・125でふたりは二軍レベルにすらない。それは昨秋、マツダスタジアムでの秋季練習に3選手が合流した時点でもう分かっていたこと…。かつてのバティスタのような巨砲探しは簡単ではない。闇雲に日本に呼んで実戦に投入しても”素質”がなければどうにもならない。