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2024年05月10日
編集部

先発が2失点したら絶対勝てなかった広島、しかし新井監督期待の起用に中村健、末包が応えて15安打の猛攻で適時打5本!

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末包昇大
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画像は末包

 

5月10日  〇6-3中日(マツダスタジアム)
中日 000 200 001・3
阪神 009 211 02X  ・6

 

広島通算31試合14勝13敗4分け(3位、首位阪神まで1・5差変わらず)
18時1分開始・3時間7分、26,274人
相手先発 ●松葉4回2/3、8安打3失点
広島本塁打 -
中日本塁打 カリステ3号2ラン、山本1号ソロ
広島登録抹消 -

広島スタメン
一番センター秋山
二番レフト二俣
三番セカンド菊池
四番サード小園
五番ライト末包
六番ファースト中村健
七番ショート矢野
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー〇アドゥワ(5試合3勝1敗)6回84球5安打2失点(自責2)
H矢崎
H島内
中崎

 

今季チーム最多タイの15安打を放った広島が今季3度目の3連勝で貯金を4月4日以来の1とした。中日は3連敗で借金3の最下位。

 

広島の勝因は打線!

 

広島は4月23日以降、先発が2失点以上すればその瞬間にチームの勝ちがなくなっていたが、この日はアドゥワが四回に先制2ランをカリステに許しても勝利投手になった。

 

4月
23日(神宮球場) 〇2-0ヤクルト…床田は8回無失点で勝ち投手
25日(同)   ●8-9xヤクルト…ハッチは2回6失点
27日(バンテD) 〇6ー4中日…森下は7回1失点勝ち投手
28日(同)   △0-0中日…九里は7回無失点
30日(マツダ) ●1-7阪神…床田は6回3失点負け投手
5月
1日(マツダ)   △2-2阪神…大瀬良は5回2失点
3日(マツダ)   ●0-2DeNA…アドゥワは6回2失点負け投手
4日(同)     〇4-1DeNA…森下は7回1失点勝ち投手
5日(同)     ●0-5DeNA…九里は6回4失点負け投手
7日(甲子園)   〇2-0…床田は7回1/3、無失点勝ち投手
8日(同)   〇3-1…大瀬良は7回1失点勝ち投手

 

新井監督は阪神先発の大竹用に組んだ8日の甲子での打線(結果は大竹の前に4安打で中村健のソロによる1点止まり)に少しだけ手を加えてこの日の松葉対策とした。

 

 

8日阪神戦オーダー
センター秋山
レフト二俣
セカンド菊池
サード小園
ライト末包
キャッチャー曾澤
ショート矢野
レフト中村健
ピッチャー大瀬良

 

 

六番に中村健を上げて。今季初スタメンマスクの石原を八番へ。結果的にはこの策が見事に的中した。

 

・2点先制された直後の攻撃では、ヒットの菊池を一塁に置いて二死から末包のピッチャー返しが内野安打になり一、二塁となって中村健が“松葉攻略マニュアル通り”高目に浮いたチェンジアップを差前適時打、続く矢野もレフト前に詰まった打球を落として試合を振り出しに戻した。

 

 

続く五回には秋山の右前打と二俣の送りバントで松葉を攻め、菊池四球の一死一、二塁で2試合続けて四番を打つ小園が右前適時打、理想的な形で勝ち越した。

 

 

さらに六回には矢野、石原の連打で築いたチャンスにアドゥワの代打松山が右前適時打してリードを2点に広げた。

 

八回にも代打田中に適時打が出て合計で5本のタイムリー!野間や堂林や坂倉がベンチに座ったままでも会心の勝利!この傾向が続くかどうか、が注目される。
(ひろスポ!取材班&田辺一球)

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