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2024年06月23日
編集部

中日戦はロースコアゲームをいかに勝ち切るか?上本、秋山、菊池ら粘り石原価値ある同点犠飛も…

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上本
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  • レッドヘルメット

画像は上本、後方は野間

 

6月23日  ●1-2中日(バンテリンドームナゴヤ)
広島 000 001 000・1
中日 001 000 01X ・2

広島通算64試合33勝27敗4分け(首位キープ、2位阪神に2差)
13時30分開始・2時間56分、35,614人
相手先発 松葉6回4安打1失点
広島本塁打 -
中日本塁打 -
広島登録抹消 -

広島スタメン
一番センター秋山
二番ライト野間
三番レフト上本
四番サード小園
五番ファースト堂林
六番キャッチャー石原
七番セカンド菊池
八番ショート矢野
九番ピッチャー玉村6回84球6安打1失点(自責1)
H塹江
●島内(33試合4勝4敗)

 

試合後、中日・立浪監督は「とにかく最少失点で抑えないと、今はゲームで点が取れない」と話した。そして「あそこで越されなかったのが大きかった」と付け加えた。もしかしたら新井監督も同じ思いだったかもしれない。

 

「あそこ」とは1対1同点で迎えた八回の攻防を指す。マウンドには中日3人目の松山。今季、ここまで広島打線は4度対戦して4イニングで打者13人を送り8人までが三振…無論、1点も奪えていない相手だった。

 

だが、一死から今季初めて五番に入った堂林が5球目でセカンド内野安打、石原は7球目で右飛に倒れたが、菊池が10球粘って歩き一、二塁とした。打席には代打松山ではなく、ちょうど一週間前、待望の規程打席に到達した八番矢野がそのまま入った。結果はフォークを空振りして三振だった。その瞬間、29球を投じさせられた松山は2度、雄叫びを上げた。それだけ際どい勝負になっていた。

 

1点を追いかける六回には逆に少ない球数で一気に攻めた。五回まで2安打に抑えられていた松葉に対して一死から四番小園が3球目で詰まりながらも中前打。堂林も1ボールから右前打して一、三塁の形を作り、石原は初球打ちで低目のカット系をセンターへ。タッチアップで小園がホームに滑り込んだ。

 

満振り打法で引っ張りが目立っていた石原は、センター返しや右打ちする場面が増えてきた。場数を踏むことでこなれていく。それが一軍定着への条件であり、首脳陣はそれができるか、どうかを就任以来、色眼鏡なしに見極める作業を続けている。どんな方法で”1点でも多く”を目指すか?石原は、そんなチーム状況にマッチした打撃を表現しつつある。

 

初回には上本が8球目で死球出塁。五回には秋山が13球目で右飛に倒れた。交流戦明け、いきなりの3連戦負け越しはチームにとっては5カードぶり。新井監督が「いい戦いができている」というのも頷ける。

 

それにして中日戦はこれで10戦3勝6敗1分け。負けゲームのスコアは0-1が3度でこの日の1-2や4月28日の延長12回0-0引き分けも含めてロースコアゲームの多さが際立っている。

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