画像はマツダスタジアム
広島-阪神12回戦(マツダスタジアム、7月3日午後6時開始予定)
昨夜(2日)のマツダスタジアム、広島・森下vs阪神・才木の投げ合いはまさにハイクオリティだった。そして、1点を巡る攻防ではミスが命取りになる。
きょう3日の広島・九里vs阪神・大竹も必見!広島打線は天敵左腕をどう打つか?
きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事より、広島-阪神12回戦のみどころを紹介する。(記事内で選手などの呼称は独自のものとなっています)
予告先発は広島が九里(4勝4敗)、阪神が大竹(4勝4敗)
広島市内は午前8時過ぎには陽射しが強まり始めた。予報でも暑い一日になるようだ。
昨夜の森下と才木の投げ合いも熱かった。なかなかお目にかかれないハイクオリティ勝負。今度、ふたりが投げ合うのはクライマックスシリーズか?
ところで交流戦明け、これで昨夜までに10試合を戦い5勝5敗。新井監督はこのやや足踏み状態をどう受け止めているか?
詳しく見ていくと10試合で計22得点しか取れていない。失点は18だから投手陣はよくやっている。ただし栗林にひとつ、島内にふたつ負けがついている。しかも島内は6月29日の東京ドームでも1―0の八回、丸に適時打され結果的に勝利投手になっているから3試合連続失点だ。
今日付のデイリースポーツでは安仁屋宗八さんが島内の二軍再調整を提案している。でもたぶんまだ新井監督はそうはしないだろう。このような状況もたぶん想定内のはずだ。
ライバル勢の中では交流戦7連勝フィニッシュのDeNAが7勝3敗と勢いをキープしている。要するに現状では最大の敵はDeNAだ。幸い?対戦は15日から…
阪神は5勝4敗1分け、巨人は4勝5敗1分け、中日は4勝5敗1分け、ヤクルトは5勝5敗。この4チームが4差の中にひしめきあっているのもうなづける。
そんな阪神で岡田監督はどう盛り返していこうとしているのか?きのうの延長勝ちで5勝5敗のタイ…昨季15勝9敗1分けの広島銀行に対しては、いろいろ策を練っているはずだ。そして今夜は絶対に勝つつもりでいる。
今夜は九里vs大竹でともに4勝4敗。
大竹は交流戦3試合に投げて2敗。先週水曜日の中日戦(甲子園球場)は7回7安打1失点で勝ち負けがつかなかった。六回、細川に痛恨の同点ソロを許した。
で、最後に勝ったのが5月22日のマツダスタジアム。森下(7回6安打2失点)と投げ合い7回4安打無失点だった。
内訳は…
秋山3の0
野間3の0
菊池3の1
小園3の2
末包3の1
坂倉3の0
矢野3の0
曾澤3の0
森下2の0
その前の対戦が5月8日の甲子園球場で大竹の6回4安打7三振1四球1失点。ただし得点は中村健人のソロ。あとは秋山、小園のシングルと末包の二塁打。12球粘って四球を選んだ二俣の粘りが光った。
…要するに今季もまた大竹に苦戦している。昨季は7月5日のマツダスタジアムでプロ初完封勝利を許すなど、本拠地で4戦4勝を献上、甲子園球場でも3戦2勝を献上し残る1試合も負け試合…要するに大竹が投げると阪神に土をつけることができない。
九里はこうした状況だから、昨夜の森下同様1点もやらないピッチングを目指すに違いない。阪神とは今季初対戦。
交流戦で西武戦完封勝利など3試合でわずか1失点、2勝をマークした九里は、その前後でも5月18日の巨人戦、6月26日のヤクルト戦ともに勝利投手と直近5試合で4勝と猛烈な巻き返しを続けている。
…ということで今夜もまたブルペン陣も含めてのロースコアゲーム濃厚。…ということはミスをした方が負ける?