画像は合宿初日に共同インタビューに応じる寺嶋良
広島ドラゴンフライズは7月29日、福山市のエフピコアリーナふくやまでリーグ2連覇に向け夏合宿をスタートさせた。外国籍選手を除く9選手が参加して、午前、午後の2部練習を行った。
ただ、実際にコート内でハードな初日メニューに臨んだのは8選手で、寺嶋良は別メニュー…、しかもボールを扱わない機能回復とフィジカル強化メニューに終始した。
チーム司令塔の寺嶋良が大きなケガを負ったのは3月3日の千葉ジェッツ戦だった。すでに4カ月が経過しようとしている。当初はチャンピオンシップを目指す、とされていたが右膝内側半月板損傷の回復具合が満足いくものにならず、5月半ばに追加手術を受けた。そして5月28日、横浜アリーナでチームがBリーグ王者に輝いた瞬間を、同じ空間にはいたがベンチ外から見届けた。
朝山正悟ヘッドコーチの下、新たな挑戦を目指してコートを駆け回るチームメイトの姿を、ボールを抱えて見守り、そして午前中の練習後に共同インタビューを受けた寺嶋良は次のように語った。りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンは10月3日、 群馬クレインサンダーズ vs広島ドラゴンフライズで開幕する。
寺嶋良の話
-朝山新体制でスタート
ほんとに新しいチームがスタートした、という実感が湧いてきたのと、朝山さんのやりたいバスケが明確になってきたので、ほんとに楽しみなチームになります。まず、バスケの展開が昨シーズン以上に速くなるのと、選手自身の姿勢がすごく高まってくると思うので、見ていておもしろいバスケになるんじゃないかなと思います。(練習を見ていて)楽しそうで、僕も早くこの中でバスケしたいなと思いました。
-寺嶋選手の現在の状況は?
今、きれいに歩く練習をしていて、ちょっとまだ当り前のことができない状態なので、当り前のことができるようになって、そこから技術的なことができるように、焦らずに成長して(コートに)帰ってこれるように頑張っていきたいと思います。
-上半身が大きくなった
そうですね、入院中から上半身はずっと動くのでトレーニングをやって少し大きくなったかなと思います。
-今後、どれぐらいが目途というのは?
開幕はまだどうなるか分からないんですけど、手術して6カ月とかそれもよく分からないんですけど、まずは一歩一歩時間がかかるとは思うんですけど焦らずに、2度目のケガをしない、ケガをしない体を作っていきたいと思います。
-目標を
まず、もちろん西地区優勝。まだチームは地区優勝していないので。そしてチャンピオンシップ優勝。僕もまだあのコートに立っていなので、今シーズンこそは立てるようにがんばりたいなと思っています!