画像はBリーグ優勝シャンパンファイトを中央で”仕切る”朝山正悟主将(当時)
Bリーグ2023-24シーズンを制した広島ドラゴンフライズの新監督(新ヘッドコーチ)に長らくクラブを支えてきた朝山正悟氏(43)が就任する、と6月16日中国新聞朝デジタルなどが報じた。朝山正悟氏の監督就任は規定路線でヘッドコーチ交代はクラブから17日にも発表される。
「勝ちじゃけえ!」でクラブの一時代を築き、B1王者フィニッシュを決めたカイル・ミリングヘッドコーチはクラブを離れ活躍の場を新天地に求める。
チームはBリーグ覇者としてアラブ首長国連邦のドバイで開催されたバスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)に参戦。15日に3位決定戦に快勝してメダルを手土産に記録と記憶に残るシーズンを終えた。
Bリーグ公式戦終了のあと、新たに始まったアジア王者を決める戦にい臨むにあたり、クラブ側は急きょ、この秋に始まる2024-25シーズンの契約選手(2023-24シーズンから継続契約する選手)11名を発表したが、カイル・ミリングヘッドコーチについては未発表になっていた。
広島ドラゴンフライズの誕生からBリーグ制覇に至る過去は、何度もクラブ消滅の危機を迎えるなど正に山あり、谷ありの連続だった。その大半の時間をクラブともに過ごし、そしてチームの顔としてコート内外で走り続けてきた朝山正悟氏は、チームと広島バスケの新たな時代を築くため、カイル・ミリングヘッドコーチからのパスをがっちり受け止め、そして2026年にスタートする新リーグ、Bプレミアに向けて加速することになる。