画像はカープファンで埋まるバンテリンドームナゴヤ(資料)
中日-広島23回戦(バンテリンドームナゴヤ、9月22日午後6時開始予定)
中日・立浪和義監督退任発表から中3日、バンテリンドームナゴヤの中日ってなんか手強そう?
以下、きょうのカープはたぶんこうなる…|田辺一球|note の記事を転載する。(記事内で選手などの呼称は独自)
9月22日(バンテリンドームナゴヤ)18時開始予定の中日-広島23回戦のみどころ
予告先発は広島が森下(10勝8敗)、中日が涌井(2勝5敗)
立浪監督、退任表明から中3日。中日は神宮球場でヤクルト相手に打撃戦を制し連勝でこの日、バンテリンドームナゴヤに戻ってきた。
立浪監督について、ここで詳しく触れることはしないが、選手からの人望があったか、なかったか、ふたつにひとつというならばやはり後者だろう。その“答え”は中日球団史上初の2年連続最下位+今季の最下位争いに如実に表れている。
中日ドラゴンズの親会社、中日新聞社が苦境に立たされていることはこれまでも綴ってきた。この夏、東京中日スポーツ(トーチュウ)が事実上の廃刊に向かっている、ことが話題になった。メディア関係者ならなおさら気になるネタだ。
すでに日本列島の北と南ではスポーツ紙のネットへの移行が進んだ。道新スポーツと西日本スポーツ。かつては現地のコンビニで購入させていただいたものだが、もう今はない。その流れが首都圏でも始まったということ。名古屋で幅を利かせる中日スポーツの関東版、トーチュウがなくなれば、本体にとっても影響は大きい。それは中日新聞の関東版、東京新聞もいっしょ…
新聞の話で言えば、広島県内のコンビニからその姿を見なくなって久しいサンスポもタブロイド版に近い将来、形を変えるという。今月で産経新聞グループ各紙は富山県から撤退する。
カープ村の心臓部、カープ球団も特殊な組織だが、きっとドラゴンズ球団もいろんなことがあるのだろう。
さて、今夜はバンテリンドームナゴヤのマウンドに森下が上がる。
8月20日、巨人相手に5回8安打3失点で10勝目を挙げた時、防御率は第5位の1・74だった。そこから中日、DeNA、巨人、DeNA相手に4戦4敗、その間に3発浴びて計17失点…防御率2・44で第8位の数字は悪くないがチーム失速の戦犯のひとりになってしまった。
8月27日の中日戦では、バンテリンドームナゴヤで7回1失点の高橋宏斗に7回2失点で及ばなかった。被安打は4。四回、細川の内野安打と矢野のエラーで二死一、二塁となって石川昂に2点二塁打を許した。中日戦トータルでは今季3試合で2勝1敗、対戦防御率0・82。
前回16日のDeNA戦(マツダスタジアム)では初回から牧に柵越えされ、二回には5安打されて5失点とさっぱりだった。
CSでは先頭に立って投げてもらわないと、みんながその先に進めなくなる。立浪監督の目を気にすることなく向かってくる中日打線をどう抑えるか?