画像はお台場フジテレビから臨む、自由と民主主義のシンボル自由の女神像、独裁者にはこの風景は見えていないのだろう(ひろスポ!取材班撮影)
お断わり)この記事は広島発のメディアによるもので、多角的な視点から作成されています。
中居正広さんと被害女性の事件は、フジテレビが内包していた様々な問題点を曝け出すきっかけとなり、その原因はいろいろあれど最終的には日枝独裁に行きつく。それは最初から分かっていたことだろう。
日本全体が注目した1月27日のフジテレビ超ロング会見ほかで、日枝久取締役相談役について聞かれるたびに言葉絵選びを始めたり、目が泳いだりする経営陣に対してSNSでの声はどんどん厳しいものになり、同時進行でフジテレビの過去の暗部が続々と暴き出されつつある。
今回の事件が公になったのは2024年12月24日、「NEWSポストセブン」第1報からだった。それからおよそ7週間。2月3日にはフジ・メディア・ホールディングス(HD)の株式を保有する米国ファンドのダルトン・インベストメンツがフジHDの取締役会に、この日付で日枝久取締役相談役の辞任を求める書簡を送ったと明らかにした。
当り前だがスポンサーも株主もみんな、フジテレビの”ウソ”を見透かしている。そうでなければ、この話は収束に向かっていただろう。
ひろスポ!は「独裁」の何がダメなのか?を、平和都市広島の観点からこれまで何度もヒトラーの最後を引用にながら、今は街中の駐車場になっているその”墓場”の画像付で紹介してきた。
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そんな独裁者がたとえ倒れたとしても、残された者たちは莫大な時間とエネルギーを使って、物事を修復していかなければいけなくなる。
2月3日には東京女子医大のかつての独裁者、元理事長の岩本絹子容疑者が背任の疑いで再逮捕された。78歳でこの先、臭い飯(死語?)と付き合うことになる。もう好きな服は着れないし、風呂さえ満足には入れない。一度、感覚がマヒすると、そんな終着駅が待っている。その時になってやっと反省するのか、それともまだ反省しないのか?残された側で反元理事長派だった面々は腸が煮えくり反っていることだろう。文部科学省の外郭団体からの同大学への補助金は「全額不交付」。
広島で言えば、大規模買収の河井事件により逮捕者続出で骨抜きになった議会と向き合う湯崎英彦知事と広島市の松井一実市長がある意味、独裁色を強めている。議会とのパワーバランスが崩れ、聞く耳を持たず、好き放題やった結果が広島県の4年連続転出超過47都道府県ワースト、広島市の同じく20政令都市ワーストだから分かりやすい。今後、どうやってドンケツからトップグループに追いつくつもりなのか?やられた方(県民・市民)の身にもなって欲しい。
NHKは2月4日、朝7時台のニュース「おはBiz」コーナーで「長年グループの経営に携わってきた日枝久取締役相談役について、取締役会に対して絶大な支配力と影響力がある。今回のスキャンダルで企業統治が完全に機能不全に陥っていることが明らかになった」とのダルトン・インベストメンツ側の声を報じた。
正午からの昼ニュースでもこの件を報じ、「現時点では投資ファンドと連携して、日枝氏の辞任を求める考えはない」とするフジテレビとフジHDの社外取締役を務める文化放送の齋藤清人社長の声を紹介した。
フジ経営陣はこの期に及んでも日枝独裁の体制を堅持しようということのようだが、それがスポンサー離れや主催イベント中止による各方面への影響、取材や番組制作への弊害に直結している訳だから、フジテレビもまた、このままどん底まで転がり落ちるのみ…
ひろスポ!ではシン・ゴジラの火炎放射や富士山大噴火をネタにしながらフジテレビ壊滅を早くから案じてきた。最悪のシナリオ通りにことが運んできた令和のフジ大噴火を沈めるには、火枝と化しているマグマ溜まりを取り除くほか、手はないだろうに…(ひろスポ!メディアラボ&田辺一球)
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