画像はモンテロ
6月7日 〇5-2西武(マツダスタジアム)
西武 000 000 002・2
広島 101 001 20X ・5
広島通算54試合27勝25敗2分け(首位阪神まで最大5・5差、3位変わらず)
14時1分開始・2時間40分、32,185人
相手先発 ●今井達也7回8安打5失点
広島本塁打 坂倉将吾2号ソロ
西武本塁打 -
広島スタメン
一番センター野間峻祥
二番サード小園海斗
三番レフトファビアン
四番ファーストモンテロ
五番キャッチャー坂倉将吾
六番ライト末包昇大
七番セカンド菊池涼介
八番ショート矢野雅哉
九番ピッチャー〇床田寛樹(11試合6勝4敗)9回完投114球8安打2失点(自責2)
試合前、取材陣に「佐々木泰抹消」のニュースが伝えられた。6日の西武戦後に広島市内の病院で診断を受け、右第一肋骨疲労骨折が判明した。
プロ1号ホームランが期待された佐々木泰は13試合39打数8安打、二塁打1、三塁打1で打率・205で一時休止となった。二軍では8試合25打席でゼロだった三振が7。そろそろ打撃に修正を加えるべき時期には来ていた。
番記者らの動きが慌ただしくなる中での午後2時1分プレーボール。
注目の両先発、床田寛樹と今井達也の投げ合いは床田寛樹に軍配が上がった。
広島打線は7回134球(本人今季最多)と粘りの投球を続けた今井達也から坂倉将吾の2号ソロなどで5点を奪い試合の主導権を握った。一、三、六回に1点ずつ、七回には2点を加えてダメを押した。
2年連続で10勝をマークして2年連続の開幕投手に指名されたメジャー志向の今井達也は、ここまで10試合全てにおいてハイクオリティスタート(7回自責点2以内)に成功していた。1完投を含む5勝1敗で防御率0・83、76回を投げ12球団最多の78奪三振、日本ハムとの開幕戦で完投負けしたあと、負けがついていなかった。
そこで広島は足技を絡めた。初回に小園海斗が二盗に失敗しても怯むことなく、三回には小園海斗が三盗を決め、この日開幕直後以来の四番に戻されたモンテロの犠飛を呼び込んだ。
すでに今季、本拠地で3度の完封勝ちをマークしていた床田寛樹は4度目を狙って九回のマウンドへ。しかし「最後以外は良かった」というコメント通り、3連打されるなどして2失点フィニッシュ。それでも昨季自身ゼロだった完投は両リーグ最多の5(勝利は4)となった。(ひろスポ!取材班&田辺一球)