東京ドームを舞台に32チームで争う第86回都市対抗野球、第10日、準々決勝が行われ、中国地区第2代表の三菱重工広島(広島市)はNTT西日本(大阪市)と対戦、0-1で迎えた九回、三菱重工広島は実政の右前打で追いつくと、さらに一死満塁として松原の二ゴロで決勝点をもぎとった。八回まではNTT西日本先発の吉元の前に1安打に封じられていた。
先発の鮫島は七回まで無失点ピッチング。九回は湧川が締めた。
元カープの町田監督は「選手が粘ってくれた、それに尽きます」と話し、決勝進出へのカギは打線の奮起にある、と語気を強めた。
三菱重工広島は1996年以来の4強入り。28日の準決勝で大阪ガス(大阪市)と対戦する。