広島東洋カープは4月25日、午後6時からマツダスタジアムで開催予定だった中日戦の雨天中止を午後2時、開門前のタイミングで発表した。
中止発表を引っ張れるだけ引っ張るいつもの球団対応からすればレアケース。
ただし当日券は「十分あり!」(球団告知)で、しかもゲーム開始時間の降水確率は100%、広島市内は午前5時過ぎから細かい雨が落ち始めた。
マツダスタジアムには防水シートが敷かれ、選手たちはスタジアムに併殺された屋内練習場で打撃練習などを行った。熱心なカープファンは屋内練習場とスタジアムを行き来する選手に声援を送った。
マツダスタジアムではこの日からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝トロフィー展示が始まった。スタジアム正面エントランス前には早い時間からファンが行列をつくった。
優勝トロフィーや栗林良吏投手の優勝メダル、ユニホームも展示されている。試合が中止となったが午後7時まで正面エントランスで展示を見ることができる。