画像はマツダスタジアムで練習する栗林
4月23日 ●3-4 DeNA3回戦(マツダスタジアム)
通算19試合10勝9敗(DeNA首位浮上、首位まで1差、3位阪神まで0・5差4位変わらず)
13時30分開始・2時間53分、30,378人
相手先発 東6回3安打1失点
広島本塁打 菊池1号①、マクブルーム1号①
一番セカンド菊池
二番ショート上本
三番センター秋山
四番ファーストマクブルーム
五番レフト西川
六番サードデビッドソン
七番キャッチャー坂倉
八番ライト堂林
九番ピッチャー玉村5回65球4安打2失点(自責2)
ケムナ
戸根
ターリー
栗林●(10試合3敗7S)
せっかく新生新井カープの開幕ローテに滑り込んだ玉村だったが5回2失点で交代させられた。
数字だけ見れば合格点だが内容は逆。球筋が安定せず、意味のない四球を出し、その直後に二盗も許して失点に直結するようでは苦しい。前回登板(ヤクルト戦、マツダスタジアム)も初回に5点を失い三回で降板と不本意な内容。おそらく次はないだろう。新井監督は甘くない。
一方のDeNA東は6回1失点。開幕から7回無失点、6回0/3で1失点と好投を続け2連勝中だったがこの日は勝ちがつかなかった。
実はDeNAはこの試合まで勝ちはすべて先発投手についていた。
…ということはDeNAの負け?となるはずだったが広島は八回にターリーが佐野に同点ソロを打たれ、九回に栗林が代打楠本に決勝適時打を許した。
栗林は3年目で自己ワーストの3敗目となり守護神としての立場が揺らぎ始めている。
18日の甲子園で九回、中野にフォークを掬われてサヨナラ打を許したことでフォークを存分に投げ切れない状況に陥った。
この日もカーブを関根に左前打され、送りバントで得点圏に走者を背負うと代打宮崎・申告敬遠のあとけっきょくまた左打者に打たれた。しかもフォークではなく真っすぐを、だ。
心配なのは…
20日の阪神戦が16球3安打1失点0三振
22日のDeNA戦が15球0安打、無失点0三振
この日が14球2安打1四球1失点0三振
…とぜんぜん三振が奪えなくなっていることだ。
空振りしてくれたのもこの日は佐野に投げたカーブだけ…真っすぐもフォークもファウルにされてばかりでは苦しい。
開幕から10試合に登板しての課題をどう克服していくか、が注目される。(ひろスポ!取材班&田辺一球)