広島ドラ１スラッガー佐々木泰、交流戦で旋風起こす？一方、広島期待の右腕・常廣羽也斗はピンチ？

2025年05月29日: 編集部

画像は常廣羽也斗

広島のドラフト１位スラッガー、佐々木泰が交流戦を前に大いに注目を浴びている。このままいけば、交流戦で大ブレークする可能性すらある。初見の相手なのにどんなタイプの投手に対しても内容のある打席を続けているから、だ。

一方で１年前の広島ドラ１右腕、常廣羽也斗は５月29日の二軍戦で先発から中継ぎに回された。同期入団でドラフト２位の高太一とともに、昨秋からローテ入り有力候補として首脳陣が試し続けてきた。が、高太一に続いて常廣羽也斗も当面は中継ぎテストということになるかもしれない。

以下、田辺一球広島魂｜note　から、常廣羽也斗の初の救援登板の様子などを、引用して紹介する。

ウエスタン・リーグ〇５－０ソフトバンク（５月29日、タマスタ筑後） 52試合22勝27敗３分け

広　　　　島１１１０１０１００・５
ソフトバンク０００００００００・４

広島スタメン　打安点　今季通算打率
田中広輔４の０　・310
ライト中村貴浩４の１、打点１　・283
セカンド前川誠太４の２　・328
レフト林晃汰３の２、打点１　・281
センター中村健人４の１、打点１　・277
セカンド二俣翔一４の１、打点１　・231
サード韮澤雄也２の０　・231
キャッチャー持丸泰輝４の１　・077
ピッチャーアドゥワ誠

広島投手成績
アドゥワ誠６回２安打無失点
高太一１回２安打無失点
常廣羽也斗２回１安打無失点

アドゥワ誠が見事なリベンジだ！旋回５月23日の中日戦（由宇練習場）では２回で41球も投じるハメになり、４安打４失点だった。今回は６回71球２安打１四球6三振でしかも無四球。

初回にスライダーとチェンジアップで三振２つ。二回もスライダーとチェンジアップで四番、五番を連続三振。序盤3回は37球パーフェク投！四回、一番の石見颯真に二塁打を許しても投球スタイルを変えずに二番以下をピシャリ。五回の一死一塁では真っすぐで併殺網にひっかけた。

二番手は5月10日から中継ぎに回って3試合目となる高太一で２安打されたが踏ん張った。

そして八、九回は常廣羽也斗。高太一とともに昨秋のフェニックス・リーグから一番期待されてきたローテ候補だったが、ついにコチラも先発挑戦はとりあえず“中断”となったと考えていい。

前回５月22日のくふうハヤテ戦（ちゅ～るスタジアム清水）で6回を投げて13安打を許し７失点だから、今回の処置もやむなし。誰のせいでもない、自身を顧みるべきだろう。6試合続けて４失点以上となり。先発テストは８試合で打ち切りとなった。

で、今回はどうだったか？八回の“立ち上がり”は七番からの下位打線を遊ゴロ、左飛、見逃し三振に抑えて球数も12。一番からの九回は二死から途中出場の宇野真子仁朗には３ボールになりフルカウントから右前打された。この対戦、投げるたびに真っすぐのスピードが落ちていた。“そういうこと”をしていると、いつまで経っても一軍レベルには通用しない。自分の持ち味を消すことになるから、だ。

次回は先発に戻るのか？中継ぎ、あるいは抑えとしてのテストを続けるのか？いずれにせよ、真っすぐとフォークで押しまくる投球ができないと、次のステップには進めない。

３投手による5安打完封リレーには拍手！

打線は二回に二俣翔一が右腕の大竹風雅から左翼越えに1号ソロ。ただしそのあとの打席が物足りないもの（2三振と左飛）になっており、まだぜんぜん良くはなっていない。

七回には中村貴浩が左腕の木村大成の139キロの低目ストレートを右中間スタンドへ4号ソロ。ラミレスは１三振と内野ゴロ２つと内野フライ。豪快な柵越えは魅力でも、しょぼい日の打撃内容が悪すぎる。

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田辺一球広島魂｜note

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