画像は鈴木健矢
広島の今季、期待の新戦力として2月のキャンプ以降、テレビと新聞が大騒ぎ?していた鈴木健矢と斉藤優汰の現在地を田辺一球広島魂|noteからの記事を引用して紹介する。
ウエスタン・リーグ〇広島8-3オリックス(6月22日、豊中) 広島65試合29勝32敗4分け
広島スタメン 打安点 今季通算打率
センター久保修5の4、打点5 ・239
セカンド前川誠太4の0 ・289
レフト田村俊介3の1 ・269
DH林晃汰3の1、打点3 ・311
ファースト仲田侑仁4の0 ・202
サード山足達也4の0 ・258
ライトロベルト 4の0 ・159
キャッチャー高木翔斗3の1 ・241
ピッチャー鈴木健矢
広島投手成績
鈴木健矢4回2/3、3安打無失点
斉藤優汰1回1/3、0安打無失点
辻大雅1回1安打無失点
松本竜也1回2安打2失点
塹江敦哉1回0安打1失点
打線は7安打で8点。高卒3年目右腕の齋藤響介から初回、林晃汰が6号3ラン。6本塁打はリーグトップタイ。四回には久保修が1号3ラン。
久保修は六回にも2点二塁打、初回の二塁打、三回のシングルと合わせて4安打5打点。林晃汰とふたりで齋藤響介から全打点を叩き出した。
問題は投げる方とバックの守り。
良かったのは七回1イニングを投げた辻大雅だけ。1安打されたが真っすぐをゾーンに投げ込みクリーンアップ以下を15球で抑えた。
先発した鈴木健矢は、生命線であるはずの制球がズタボロ。初回は一死から左打者に真っすぐを、右打者にシンカーをぶつけて連続死球。二回にも一死から左打者にスライダーをぶつけた。
五回には初回に死球を与えた二番の河野聡太に8球投じて四球。そのあと今度はカーブが暴投になるなどしてイニング途中で降板した。
走者を置いた場面でのテスト登板となった斉藤優汰は六番福田周平を2球で打ち取りナイスピッチング!と言いたいところだが、問題はイニング跨ぎとなった六回。
一死から突然真っすぐの軌道がバラついて制御不能に陥り下位打線相手に連続四球。一番遠藤成を迎えて3球目のフォークを叩きつけ、もうお決まりとなってしまったワイルドピッチで一死二、三塁。そこから真っすぐとフォークで三振2つを奪い失点は回避したものの、それは単なる結果オーライ。1イニングで投じた球数27。先発完投型の本格右腕を目指す道には果てしなく遠い。
鈴木健矢も斉藤優汰も、ともに松田元オーナー肝いりで獲得した期待の戦力だが、二軍首脳陣が最大限の配慮をもってマウンドに送っても結果がついてこない。
八回に出番となった松本竜也も27球を投じて2安打1四球で2失点。ただし自責はゼロ。このところ打ち込まれている松本竜也の球にも問題ありかも、だが、それより何より途中出場のサードラミレスとライトロベルトがともに拙い守備で松本竜也の足を引っ張った。
九回の塹江敦哉もいきなり死球を与えるバタバタだったが失点にはやはりラミレスの後逸と仲田侑仁のファンブルが絡んでおり、二軍戦とはいえお恥ずかしい状況に…まとめると…記録上は失策…仲田侑仁、ラミレス2、暴投…鈴木健矢、斉藤優汰。
~ひろスポ!関連情報~
「ひろスポ!」で動きをつかみ「広島魂」でカープを深く識る
広島スポーツ、サッカースタジアム問題などを発信してきた「ひろスポ!」と情報共有。中国放送2000年開始の「RCCカープ」(現在の「カーチカチ!」)内「記者一球」から連載は1万回へ!秋山翔吾選手の2000安打と競争だ!???
↓(クリックしても有料ページには飛びません、無料&有料お好きな方を…)
田辺一球広島魂|note