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2025年06月26日
編集部

広島ローテ再編へ、で、2023年ドラフト1位の常廣羽也斗はどうなった?

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常廣羽也斗
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画像は6月24府付のスポニチ広島版一面

 

 

交流戦明け、広島は夏場を見据えてローテ再編を進める。

 

本来ならそこに名を連ねているはずの2023年ドラフト1位右腕の常廣羽也斗は依然、二軍戦で試行錯誤を続けている。6月24日付のスポニチ広島版一面では期待の右腕に関する記事が紹介されていた。それはもちろん期待の表れだろう。記事を読まれたファンもそうだが、関係者も、そして何より新井貴浩監督が首を長くして待っている…

以下、田辺一球広島魂|note より、常廣羽也斗の6月25日二軍戦登板についての記事を引用する。

 

ウエスタン・リーグ●0-6ソフトバンク(6月25日、由宇) 66試合29勝33敗4分け

広島スタメン 打安点 今季通算打率
ライト久保修3の1 ・242
ショート山足達也4の0 ・229
ファースト松山竜平3の1 ・262
レフト林晃汰3の1 ・312
サード渡邉悠斗2の0 ・243
セカンド佐藤啓介2の1 ・259
DH仲田侑仁3の0 ・197
キャッチャー清水叶人2の0 ・129
センター名原典彦2の0 ・273
ピッチャー常廣羽也斗

広島投手成績
常廣羽也斗6回6安打3失点
ケムナ誠1回2安打2失点
高太一1回0安打無失点
杉田健1回2安打1失点

常廣羽也斗が“交流戦明け”、一軍ではなく二軍の先陣を切って登場。これが今季11度目の先発だが、先に結論から言うと、何度やっても一緒。

では問題はどこにあるのか?思うに自分の力量と目指すべきところの差が大きすぎるのではないか?

キャンプ当初から、ずっと気になっているのだが、どうもメディアに話す内容と現状の間にかなりの”落差”があるように感じる。

この日、投げ合った前田悠伍は高卒2年目左腕でまだ19歳。でも常廣羽也斗より遥かに先発らしい投球に終始した。7回110球4安打7三振1四球の無失点。だいたい1イニング13~15、6球でリズムよく投げていた。一軍を目指すなら二軍レベルではそんな投球が求められる。ちなみに前田悠伍の防御率1・17はリーグトップだ。

対する常廣羽也斗はリーグ2番目に多い64回1/3を投げてこれでリーグワースト7敗目。9暴投38失点もリーグワースト。投球回が多いことを差っ引いても、現実的にはリーグ最低レベルにある、ということが客観的な数字に出ている。

この日もまた初回、いきなり連打と四球で無死満塁となり、犠飛で先制された。初回だけで21球。

三回も22球。先頭打者ヒットのあとさらに2安打され満塁から押し出し。相手は一度も振らずに四球を選んだ。振りたい球がぜんぜんこない。さらに内野安打で2点目を失った。けっきょく6回を投げて92球6安打2四球3失点。奪三振なし。自慢のフォークで三振の山を築くようなパワーピッチが持ち味だったはず?

だが、球筋バラバラで、やたらど真ん中に投げようとするケースが目立つからみんな三振してくれない。数は減ってきたがカーブもカットボールもよくワンバウンドする。際どいところに来ないから、狭いゾーンで相手は待っている。

たくさん挙げて申し訳ないが、もうひとつ。常廣羽也斗が投げるとバックの守りが必ずと言っていいほど乱れる。四回には渡邉悠斗が、五回には松山竜平がゴロを捕り損ねた。七回にもサードの内田湘大とセンターの名原典彦にミスが出た。投球リズムが悪いことが影響していないか?

6月24日付のスポニチ広島版一面で常廣羽也斗に関しての記事が掲載されていた。「脱・完璧主義」という見出しが目についたが、そういう問題じゃないだろう。「完璧主義」(常廣羽也斗の発言ではなく新聞側のつけた見出し)なんて一軍で通用するピッチングとは関係ない。一軍ローテ再編の時期に来ているのだから、ごちゃごちゃ言ってる暇があるなら(取材されれば答えるしかないのではあるが、大事なのはその中身)結果で示した方が良かないか?

3人目の高太一も常廣羽也斗と同じくローテ候補から脱落して久しいが、この日は1イニングわずか6球でアウト3つを奪った。あとは継続。そして長いイニングを投げても少ない球数でいけるような、力の漲るピッチングを!

打つ方では、春先に四番を任されていたにもかかわらず4月18日の阪神戦を最後に長期リタイアしていた渡邉悠斗が復帰。結果は左飛と空振り三振で交代。腰痛からの完治は簡単ではないが今後、どれだけペースを上げていくことができるか…

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