画像は試合前練習で常廣羽也斗に二軍降格を告げる新井貴浩監督
「もう固まりましたね」
3月23日、マツダスタジアムであった広島-ソフトバンクのオープン戦、試合途中の中継局によるインタビューで新井貴浩監督はそう言った。開幕ローテについて聞かれた時に即答した。
ローテ投手枠は6。常廣羽也斗は無念の”落選”となった。
ひろスポ!はニュートラルな目で戦力を俯瞰する。報じる内容には客観性最重視を心がける。
ひろスポ!は3月18日の時点で<常廣羽也斗の開幕ローテは消滅>と報じた。その理由はこの記事を読んでもらえば分かる↓
ベルーナドーム速報(ひろスポ!独自)開幕以降ニラんで広島本気モード打線一番は二俣翔一いきなり快音、一方常廣羽也斗の開幕ローテは消滅 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
もっと言えば、ひろスポ!は2月22日の時点で「赤信号」を点灯させている↓
広島開幕ローテ候補と言われる常廣羽也斗にひろスポ!赤信号!起亜タイガース戦先発で見えてきた課題 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア
3月18日の常廣羽也斗は5回で93球を要し7安打3四球2失点だった。翌日の新聞報道では、例えばデイリースポーツの見出しは「追試」となっていた。26日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦が登板予定日だが、しかし、それを待たずに指揮官は本人に二軍調整を直接言い伝えた。オープン戦最終日、ソフトバンクとの試合に備えてナインが調整する時間に、グラウンドで、だ。
いろいろ事情があるから、常廣羽也斗の二軍降格は表向き23日に明らかになったことになるが、実際は18日が最終テスト日で、結果を出せないと当然こうなる。
ひろスポ!は2月のキャンプ時から常廣羽也斗の投球内容には一軍ローテ投手に必要な条件がまだ備わっていない、ことを報じてきた。ゆえに「一軍ローテへ前進」などとは一度も言っていない。
同じことはキャンプ時にマスメディアが「一軍入り」の文字を散々、報じていた斉藤優汰にもあてはまる。誰もが羨むような剛速球を投げる右腕は2月23日のチームにとって最初のオープン戦(2月23日、沖縄セルラースタジアム那覇での巨人戦)で、連続タイムリー暴投など目を覆うばかりの投球で、以来、二軍調整を続けてちょうど1カ月…
ひろスポ!関連記事
もうすぐ”絶滅”するスポーツ紙に替わりひろスポ!がポイントを説く、のⅢ…斉藤優汰やっぱり二軍降格、で、やっぱり各紙の扱い最小限 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2025年2月27日掲載)
もうすぐ”絶滅”するスポーツ紙に替わりひろスポ!がポイントを説く…毎年同じことの繰り返し、まともにストライクが入らない斉藤優汰の場合 | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2025年2月24日掲載)
広島最初のオープン戦、対巨人(沖縄セルラースタジアム那覇)速報!二俣翔一また打った!ひろスポ!ダメ出しの斉藤優汰3暴投(泣) | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア(2025年2月23日掲載)
2022年と23年のドラフト1位右腕が開幕を二軍で迎えるのに加えて21年の黒原拓未もキャンプ途中で戦線離脱。また今季の打線の起爆剤として期待された佐々木泰もまた3月早々にハムストリングスを傷めて実戦復帰の目途すら立っていない。
ついでに言うなら2017年ドラ1の中村奨成もキャンプのあとまた二軍暮らし…
開幕を前に新井貴浩監督ら首脳陣はどんな心境でいるのか?森下暢仁、大瀬良大地に続く右腕が出てこないと、九里亜蓮の抜けた穴が埋まらない。(ひろスポ!球春取材班&田辺一球)
~ひろスポ!関連情報~
「ひろスポ!」で動きをつかみ「広島魂」でカープを深く識る
広島スポーツ、サッカースタジアム問題などを発信してきた「ひろスポ!」と情報共有。中国放送2000年開始の「RCCカープ」(現在の「カーチカチ!」)内「記者一球」から連載は1万回へ!秋山翔吾選手の2000安打と競争だ!???
↓(クリックしても有料ページには飛びません、無料&有料お好きな方を…)
田辺一球広島魂|note