画像(資料写真)は広陵グラウンドのスコアボード、100年スパンで「5040」(甲子園)に出場してきた古豪は県民の誇りだった
日本学生野球協会は9月4日、都内で審査室会議を行、高校14件、大学3件の処分を決めた。その中にまた広陵の名があった。
この件で広陵は52歳の野球部コーチに自主的に6カ月間の野球部指導や寮生活指導に従事させない謹慎処分とした。日本学生野球協会が課した謹慎期間は3カ月。謹慎処分は4日付で期間は先月21日まで遡る。52歳という年齢でこのレベルなのが嘆かわしい。
今回の事案は8月20日、1、2年生部員に実施したアンケートで判明した。
…にもかかわらず広陵は8月21日、<本校硬式野球部の体制及び今後の検討について>という表題のリリースをHPに掲載。監督、部長の交代と合わせて「本校硬式野球部員全員に対するアンケート調査を実施し、現1年生及び現2年生による暴力、いじめ等の問題がないことを確認し、広島県高野連に報告いたしました。 以上をふまえて、本校硬式野球部は、今後の対外試合等の活動をさせていただきます。」と発表した。
その「現1年生及び現2年生」が加害者ではなく被害者になるケースをスルー。4月に起こった52歳コーチの不適切行為を知っていながら未発表のまま「対外試合などの活動」を再開させ、8月30日には広島市安佐南区の同校グラウンドで秋季広島県大会の地区予選初戦、油木戦に臨んだ。
広陵は地区予選2戦全勝で秋季広島県大会に進んでいる。先の夏の甲子園広島大会以降と同様、また疑惑を抱えながら公式戦に参加していることになる。過去の暴力事案では8月27日、新たに二つ目の第三者委員会の設置が明らかになっている。
一つ目の第三者委員会設置は6月で、広島大会開幕前だった。2023年の暴力事案が対象。広陵側ではその事実を伏せ、結果的には甲子園出場辞退を発表するその2日前、8月8日に自分ちの方から公表せざるを得なくなった。
二つ目の第三者委員会は、1月に上級生4人が1年生を叩くなどした暴力があったとして日本高野連から厳重注意され、SNSで拡散され大騒動になった事案が対象。暴力の内容や加害者側の人数が広陵側の説明や高野連への報告と、被害者側の訴えが大幅に食い違っている。被害者側の主張が正しければ広陵はこの夏、甲子園へは行けていない。行ったがためにこの騒動になったのではあるが…
それらを背負って公式戦に出場し続けることが、果たして許されるのか…
ひろスポ!では、前回の記事の中で<「アンケート」に問題がないからと、秋季県大会へ出場しても大丈夫、とはならないことは小学生でも分かる。>と釘を刺しておいたが、その通りになった。そこには<今必要なのは県大会意気込みじゃはなくて中井親子の寮生活総括会見>とも記してある。どうして広陵は現1、2年生のためにも一番やるべき会見をしないのか?
とにかく必要なのは、まずは寮でいったい何が行われてきたのか?を明らかにすること。“やられた側”は誰もが知っている事実を、だ。おそらくその内容は、にわかに信じがたいほどおぞましいものになるのではないか…
今回の謹慎処分はコーチが寮内で約1分間、正座させたという“実にささいな”もの。通常、この手の話には蹴りやビンタやパンチも“合わせ技”として使われるはずだが正座だけ?
以前から「脱走」が相次いできた野球部寮は、誰がどのように管理し、暴力や理不尽な指導の深刻さはいかほどか?このままほっておけばどうなるか?想像力の欠如は悲惨な結果を招く。古豪広陵…80年前のこの国がそうであったように…(ひろスポ!広島スポーツ100年取材班&田辺一球)
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2025年09月01日











