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2026年05月26日
編集部

家族からの”通報”で逮捕された阿部慎之助監督事件に、やはり家族からの通報で罪を認めた羽月隆太郎元選手…巨人と広島の球団対応の天と地の差にスポットを当てる

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画像はこの春、巨人がオープン戦を行った沖縄セルラー那覇スタジアム、阿部慎之助監督の逮捕によって多くの思い出が台無しになった

やっぱりか…

巨人・阿部慎之助監督の18歳の長女への暴力で現行犯逮捕された話のことだ。

勝手なイメージだが、阿部慎之助監督の言動を見聞きしていると、相当厳しい態度で選手、コーチに接しているような印象を受ける。(直接、話したことは一度もない、メディアを通じての印象だ)

相手があることだから、プロ野球の勝敗など思うようにいかないことの方が多い。だから現場の最高責任者の姿勢が大事になる。

結論から言えば、自分の子供に手をかける親に、年齢的にも子のような選手を指導管理する能力はない。もう監督解任、が正解だろう。

鉄拳制裁-

広島でも2019年に当時の緒方孝市監督が野間峻祥の緩慢プレーに対して「掌底打」を食らわせた。

ただこの時の広島球団はこの事実を、闇から闇へ葬ろうとした。

事件が起きたのは2019年6月30日の横浜スタジアム、ナイトゲームのあと。球団がそれを明らかにしたのは7月24日のナイトゲームのあと。ずいぶん時差がある。

7月25日発売の週刊新潮8月1日号が「11連敗の陰に秘された事件 怠慢選手に「嵐の掌底」連打!広島緒方監督の鉄拳制裁は是か非か」のタイトルで記事を報じたため、事件をオープンにせざるを得なくなった。それがなければ永遠にこの”不都合な真実”は埋もれたまま、だった。

事件を発表した際、広島の鈴木清明球団本部長は「手をあげること自体がダメ。そのことは監督に厳しく言いました。野間選手の姿勢を正す過程において、行き過ぎた行為があった。再発防止に努めます」とすいぶん曖昧な説明に終始した。

けっきょく緒方孝市監督はこの年、2019年限りで監督の椅子から降りた。しかも退任会見の席では質問を一切受けず、一方的に話してあっという間に会見を終わらせた。このような態度を取る指揮官の下でやってきた選手たちが気の毒でならない。

 

ひろスポ!が最初に阿部慎之助監督逮捕の一報を知ったのはTBSNEWS DIGだった。5月25日午後10時23分配信で「速報・巨人・阿部慎之助監督を暴行の疑いで現行犯逮捕 先ほど釈放 警視庁」の見出しがつけられていた。

釈放されたのは午前0時10分だった。

きょう26日になって、朝からメディアにはいろいろな声がこの件に関して上がっている。NHKなど、鬼の首でも取ったかのように朝から詳しく報じている。

ただポイントはただひとつ。阿部家の家庭の問題に、児童相談所経由で警視庁が出動したことには重要な意味がありそうだ。

「児相に相談」は問題を抱えた家庭なら頻繁に飛び交う用語だ。一度や二度の「相談」では解決しないケースが多い。子供の側、育てる側、双方の問題…事情は多岐に渡る。果たして阿部家から児相への「相談」は何度目だったのか?

そして、相談を受けた児相が警察に110番通報したのは午後7時過ぎ…

阿部家は修羅場と化していたのだろうか…

ただ、そのあとの球団対応では、木で鼻をくくったような態度が当たり前になっている広島に比べて巨人のそれはずいぶんまともだったようだ。

読売巨人軍の国松徹代表取締役社長はその夜のうちに「暴力は許されないことで、際めて真剣に受け止めています。交流戦前夜に重大な不祥事を起こし、すべてのプロ野球関係者とファンの皆様に謝罪します。阿部慎之助監督については進退を含めて処分を検討します。明日以降は橋上秀樹オフェンスコーチに監督代行を務めてもらいます」とのコメントを出した。

 

直近の広島球団の場合はこうだ。

2025年12月16日、家族からの110番通報を受けて警察官がその自宅へ。そこにいた羽月隆太郎選手(当時)は任意同行となり、尿検査でエトミデートの陽性反応が出た。広島球団はまずこの事実を完全スルーしたのち、1月27日に医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の疑いで広島県警に逮捕され際には、驚いたことにその日のうちには何もアクションを起こさなかったのである。

まるで逮捕されることを前々から知っていたように…

翌日午前中になって球団では逮捕対応の話合いがおそらく以前からの予定通り行われた。そして発表された松田元オーナーコメントは…

「昨日聞いてびっくりした。事実だとしたらファンの皆さんに申し訳ない。小さい体でプレーしている姿を見て勇気づけられた子供達に申し訳ない。これからいろんなことが分かってくるから対応していきたい」

…というものだった。

ひろスポ!はすでにその時点で「昨日聞いてびっくりした。」は大嘘だ、としてネットにアップした。球団からは何のクレームも来ていない。球団幹部はひろスポ!取材班の携帯番号を知っている。

 

5月15日、広島地裁で行われた初公判で羽月隆太郎被告(当時)は起訴事実を認めて即日結審、拘禁刑1年、執行猶予3年の判決が言い渡されたと同時に、他のカープ選手もゾンビたばこを吸っていた、とその場で口にした。

この驚くべき発言についても、鈴木清明球団本部長はあいまいなコメントしかしていない。さらに19日なって広島テレビが「カープ羽月元選手 ゾンビたばこ使用 逮捕後の捜査過程で複数選手に尿検査」のニュースをオンエアしたにもかかわらず、広島はこのまま交流戦に突入しようといている。

緒方監督掌底打事件の時もそう、ソンビたばこ複数選手吸引の大事件もそう。

広島という球団は不都合な真実を前にすると、時間の経過とともに波風が収まるのをひたすら待つだけで、決して積極的な対応はしない。

プロ野球監督、現行犯逮捕という前代未聞の大事に対して巨人はどんな対応を取り、事情は異なれど同じように逮捕者を出し、さらに複数の灰色選手を抱えたままの広島はどうするか?

ひろスポ!では引き続き、その動きを注視する。

(ひろスポ!特命取材班&田辺一球)

追記:26日午前、巨人は現行犯逮捕され、その後釈放された阿部慎之助監督(47)の辞任を発表した。阿部慎之助監督は会見に臨み、監督としての最後のコメントをカメラの前で涙ながらに絞り出した。

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