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2026年11月04日
編集部

やっぱり森下暢仁も広島を出ていくのか…FA権行使で移籍した金本知憲の時代も今も、決めるのは松田元オーナー…

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森下暢仁
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    本山歯科院名入り

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    本山歯科院名入り

画像は森下暢仁

 

ゾンビたばこ事件で羽月隆太郎、小園海斗、矢野雅哉ら野手5人がチームから”消えた”広島にまた激震だ。

チーム先発ローテの屋台骨を支える森下暢仁もカープファンに別れを告げる可能性が高くなった。きょう11月4日、球団事務所に申請書類を提出して国内FA権行使に踏み切るから、だ。

ひろスポ!ではすでに10月20日の時点で以下の記事を配信して「主力ごっそり流出FA騒動へ」とその2週間後に起こるであろうカープファンにとっての悲劇を予想した。

 

ゾンビたばこ騒動のカープ今度は床田、坂倉、森下の主力ごっそり流出FA騒動へ、3人とも同時残留確率は2%以下?新井監督”も”悔いなき決断を促す | 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア

 

床田寛樹、坂倉将吾、そして森下暢仁の3人が同時に広島に残る確率は2%以下と上記記事の中では言い切ったが、その通りになりそうだ。

FA手続きは日本シリーズ終了後の10月29日に始まった。有資格者として公示されている床田寛樹、坂倉将吾、森下暢仁ら105人は11月9日までに在籍球団にFA行使の意思を伝えれば10日にFA宣言選手としてコミッショナーから公示され、翌日から他球団との交渉が可能になる。

森下暢仁は11月に入ってから3日連続でマツダスタジアムで自主トレを行った。そのたびに番記者らに囲まれると、FA権行使について明言を避けてきた。

一方、肝心かなめの広島球団側は10月15日、FA権を行使した上での残留を容認すると発表しただけだ。

そもそもFA権行使は認められた権利である。それをわざわざ今回「容認」するとしたのは、過去の事例において広島がFA残留を認めてこなかったことを証明する行為でも。もちろんその決定権は松田元オーナーが有する。それ以上もそれ以下もない。

過去いかなるケースにおいても、松田元オーナーは正式にFA残留を認めてこなかった。一部、新聞記事や個人サイトでは過去に広島がFA残留を認めたと報じているが、今回のように鈴木清明球団本部長がそれを名言したケースはない。

 

 

代表的な例が2002年オフの金本知憲の一件だ。

4シーズン連続でフルイニング出場を果たしていたチームの四番に対して松田元オーナー代行(当時)はガンとしてFA残留を認めなかった。そればかりか、星野仙一監督(阪神)にラブコールを送られ心が揺れ動く金本知憲に対して「おう、カネ残っても出てもどっちでもええぞ」と電話口で言い放ったという。

以来、出ていく者は追わず!の方針を松田元オーナーは貫いてきた。だが、今オフはゾンビたばこ事件が大きな波紋を呼び、球団事務所にはファン・市民・県民から苦情や怒りの電話が殺到し、球団側はAIによる苦情対応まで施すハメになった。当然ながらマツダスタジアムスタンドは平日開催時には閑古鳥…12球団で唯一、年間入場者数が大幅減となった。街中で耳を傾けてみればよくわかる。拒否反応を示しているカープファンがいかに多いか…

さすがにそんな状況では拙いと思ったのだろう。追い込まれた松田元オーナーは従来の方針を変更せざるを得なくなった。そしてFA残留OKの方針を10月15日、鈴木清明球団本部長に発表させた。

だが、だからといって松田元オーナーが森下暢仁ら3選手を誠意を持って、必死に残留するよう要請した、という訳でもない。そんな話はまったくもって伝えられていない

本当なら連日、スポーツ紙はその話題で大騒動になるはずだが、何の動きも報じられてはいない。

FA残留は認めますよ、あとはご勝手にどうぞ。!と言っているようなものだ。

そんな程度で森下暢仁らが広島に骨を埋めようと思うだろうか?床田寛樹、坂倉将吾も広島出身者ではない。彼らには彼らの人生における将来設計がある。

では、国内FA権を行使した森下暢仁は来季、どこのユニホームでマウンドに上がるのか?(もう打席に立つことはないだろうから…)

それは…広島じゃないし、巨人でもない。
(この項つづく)

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【著者プロフィール】
下前 雄(しもまえ・たかし)
1966年、広島県生まれ。広島学院高校、一橋大学経済学部卒業。三井不動産勤務を経て、1993年に株式会社ジーアンドエフを創業。約30年にわたり経営に携わり、2024年に同社を譲渡した。小学2年生からカープを応援し、1975年の初優勝パレードを沿道で見た。
大学進学以来、東京暮らし。経営者としての経験とファンとしての思いを出発点に、決算公告や広島市の開示資料、学術論文などをたどり、カープの経営と「市民球団」のあり方を問い直した。NPO法人一橋総合研究所理事。

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