天皇杯ラウンド16、11月11日
サンフレッチェ広島は鳴門ポカリスエットスタジアムでJ2の徳島ヴォルティスとの天皇杯4回戦に臨み2-1で勝って2大会ぶりのベスト8に進んだ。
前半を0-0で折り返し、後半25分、CKから皆川が天皇杯3戦連発となるゴールを右足で押し込み先制!後半終了間際にパスミスからカウンターを浴び同点にされたが、アディショナルタイム終了間際にビョン・ジュンボンが野津田のクロスを185センチの長身をめいっぱい使い頭で叩きこんだ。
ここまで若手主体のメンバーで天皇杯2戦を勝ち上がってきたサンフレッチェ広島、森保監督はJ1最終節、22日の湘南ベルマーレ戦を控え、さまざまな状況を考慮に入れながら若手メンバー主体のスタメンで”負ければ終わり”の一戦に勝負をかけた。
サンフレッチェ広島、スタメン
GK 13 増田卓也
DF 37 宮原和也
DF 3 ビョン・ジュンボン
DF 19 佐々木翔
MF 18 柏好文
MF 28 丸谷拓也
MF 25 茶島雄介
MF 16 山岸智
MF 24 野津田岳人
MF 29 浅野拓磨
FW 22 皆川佑介
後半に入り30分に茶島に代わって塩谷、36分に山岸に代わって清水がピッチに立ったが、森保監督のタクトにそれぞれの選手が見事に反応、先回のロアッソ熊本に続く1点差ゲームでJ2勢を立て続けに退けた。
サンフレッチェ広島は12月26日の準々決勝で同じくJ2の水戸ホーリーホックに2-0で勝利したFC東京と対戦する。会場は未定。
なお、サンフレッチェ広島はすでにJ1チャンピオンシップへの進出を決めており、その決勝は第1戦が12月2日、第2戦が12月5日にホーム&アウェーで組まれている。広島とサンフレッチェサポーターの紫の炎が熱く燃える、語り草となるであろう12月がまた今年もやってくる…。