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2018年04月03日
編集部

堀孝史監督の解任の浦和レッズを迎え撃つサンフレッチェ広島、城福浩監督は、ティーラシンは…

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城福浩監督
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手負いの浦和レッズを迎え撃つ城福浩監督は逆に警戒の度合いを強めている…(トップ画像)

 

2月24日の開幕戦から7戦無敗のサンフレッチェ広島は4月4日、エディオンスタジアム広島に浦和レッズを迎えてYBCルヴァン・カップ第3戦に臨む。

逆にリーグ戦で開幕から5試合未勝利の浦和レッズは4月2日、急きょ堀孝史監督の解任を発表。広島には大槻毅育成ダイレクターが暫定的に指揮を執る形で乗り込んでくる。

…だからこそ、いっそう警戒を強めるサンフレッチェ広島は4月3日の前日練習で11対11、紅白戦を行う際、非常に厳しいタックルが飛び出すなど、研ぎ澄まされた最終調整となった。

城福浩監督は前日練習のあと次のように語り、5月中旬の中断期間まで過密日程が続く4月、5月のスタートに際して、「勝ち点3」への意欲を改めて示した。

城福監督の話

きょうの紅白戦はそうとうやり合っていた。これぐらいの紅白戦をやればどこが相手でも柔らかく感じると思います。(相手の監督交代はあっても)僕らは自分たちのことを考えたい。ルヴァン・カップで我々はものすごく選手層の厚いチームばかりのところにいるので、我々もそういう中で戦ってきた自負もあるしだからこそ鍛えられている。こういういいシチュエーションを大事にしたいと思います。

勝ち点3を取るために個人、チームが何をすべきか。そこに集中したい。思うようにはさせてくれない時間、エリアの中でそこをどうやって自分たちのペースに持ってくるか、それがリーグ戦にも繋がるので…。

ルヴァンで(そこに出場した選手が)しっかり結果を出せば、そのあとリーグ戦で3連戦(4月8日柏戦、11日横浜F・M戦、15日湘南戦)が待っているんで、この3連戦を同じメンバーで戦うことは考える方が難しい。まさに総力戦のスタートになるので、この状況での浦和相手の試合がすごく大事になってくる。

今回に関しては(柏戦まで)中3日なので、そこはあまり意識してないです。この選手はこれぐらいで止めときたいな、はまったくないし、この選手は使ったから次は使わないよという感覚もない。連戦は始まったばかり。多くのチャンスを与えてあげたいというのと彼らにチームの競争の底上げをしてもらいたい。そういう思いが強いですね。

 

城福監督の言う「彼ら」とは、YBCルヴァン・カップ過去2戦でスタメンに名を連ねてきた、馬渡和彰、丹羽大輝、吉野恭平、川井歩、フェリペ・シウバ、それに東京五輪を目指す森保ジャパン定着を狙う森島司、松本泰志(3月19日から28日までU-21パラグアイ遠征に参加)らを指す。

さらに今回はYBCルヴァン・カップで3試合続けてツートップを任される渡大生とのコンビには、ティーラシンが指名された。

2月24日のJリーグ開幕戦(札幌戦)で決勝ゴールをマークしたティーラシンは3月14日のYBCルヴァン・カップ、名古屋戦でも途中出場でゴールを決めて2-1のスコアでの勝利に大きく貢献した。ホームでの2ゴール、休養十分のコンディションを考えれば来日3点目は、近い…

ティーラシン

ティーラシンの話

あすゲームに出ることができて嬉しく思う。さきほど渡選手とは話をしたけど、ツートップの時はなるべく距離感をコンパクトに保ちながらプレーしましょう、と確認した。浦和は監督が替わったことでそれぞれの選手がアピールして、リーグ戦のスタメンを取るつもりでくる。あすも厳しい戦いになるよ。

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