J1後半戦に入る第18節、サンフレッチェ広島はアウェーのカシマスタジアムで、勝ち点27で並ぶ鹿島アントラーズと対戦する。(得失点差で鹿島4位、広島5位)。
前節、ホームで下位チームのヴァンフォーレ甲府と1-1で引き分けた広島はW杯中断期間明けからの4試合で勝ち点5しか上積みできていないが、その原因の一端は4試合で8失点のディフェンスの甘さにある。
中でもGK林の不調がゲーム全体のバランスを欠く要因にもなっていた。
その林が腰痛を訴えたため、今夜は第2GKの増田が今季初スタメンに指名された。この緊急交代がチームに新風を吹き込むことになるかどうか?
鹿島は中断期間明け3戦連続引き分けだが前節は浦和レッズと1-1で引き分けており、内容的には悪くない。
その浦和は今夜、ホームにヴィッセル神戸を迎える。神戸は中断期間明けから2分1敗の低調モードにあり、浦和の勝利は堅い?
広島は来週の第19節でサガン鳥栖とホームで対戦、さらに再来週の第20節ではアウェーで浦和と対戦する。
上位3チームとの3連戦の試合内容と結果によって今シーズンが大きく左右されると言っても過言ではない。
広島は4月26日、ホームで0-3の完敗を喫した鹿島相手にアウェーで白星をつかみ取ることができるか?選手もサポーターも”青山のぶんまで…”ぎりぎりのところまで走り続ける戦いが望まれる。