NBL11節の2日目(12月20日)、広島ドラゴンフライズは前日、チームワーストの97失点を喫した三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋と前日に続き広島サンプラザホールで対戦して68-76で敗れた。
広島ドラゴンフライズは2連勝のあと2連敗。広島サンプラザホールでは10月末のアイシンシーホース三河戦以来の連敗となった。
前日に続き竹内、クリント・チャップマンの主力ふたりを欠く広島ドラゴンフライズは竹内に代わり3戦連続スタメンとなった坂田が3試合連続で40分間のフルタイム出場。しかし、スタメン初戦の18得点が前日は12得点、今日は5得点と相手のマークにも苦しめられた。
第4ピリオド、59-61まで追い上げたところで、チャップマンがファウルで退場となり、そのあと一気に失点を重ねる悔いの残る展開となった。
そんな中、ファイ・パプ・ムールが連日、いい動きを見せておりこの日はマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
広島ドラゴンフライズ68-76三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋
1P 19-18
2P 13-21
3P 19-16
4P 17-21
会場:広島サンプラザホール
広島三越Man of the Match:#27ファイ・パプ・ムール
広島パワーハウスフェアプレー賞:#7坂田央
【スターティングメンバー】
広島:#5 柳川龍之介、#7 坂田央、#13 クリント・チャップマン、#25 平尾充庸、#27 ファイ・パプ・ムール
三菱電機名古屋:#2 朝山正悟、#5 坂本ジェイ、#7 五十嵐圭、#11鵜澤潤、#22 アマット・ウンバイ、#31 伊藤俊亮
広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#27 ファイ・パプ・ムール26点
#13 クリント・チャップマン20点
#25 平尾充庸14点
【リバウンド】
#27 ファイ・パプ・ムール19リバウンド
#13 クリント・チャップマン12リバウンド
【アシスト】
#25 平尾充庸4アシスト
【佐古賢一ヘッドコーチコメント】
昨日より全体的に戦えていたと思いますし、我慢もできてましたが、2点差まで追いつめてからの我慢が足りなかった。ここぞという時に、してはいけないファウルや、してはいけない言動でゲームプランを壊してしまい、チームのチャンスを自分たちで潰してしまった、非常に後味の悪いゲームでした。あってはならないことだと思っています。やはりまだまだ、心の準備が足りないのだと思います。
あと、入れなくてはいけないシュートに関して決定力の差がありました。レイアップをブロックされたりといったターンオーバーに等しい安易なシュートが多く、大事な場面で雑になることも多かった。試合数をある程度こなしてきているので、そろそろ選手個々がレベルアップをしないといけない部分だと思います。
三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 STATS
【得点】
#22 アマット・ウンバイ21点
#21 ブレンダン・レーン19点
#34 伊藤俊亮8点
【リバウンド】
#21 ブレンダン・レーン8リバウンド
#22 アマット・ウンバイ5リバウンド
【アシスト】
#22 アマット・ウンバイ 3アシスト
【トリフォン・ポック・ロベズ ヘッドコーチコメント】
昨日と同じアグレッシブさが見えず、攻撃のバランスも悪く、広島にリバウンドをとられてしまった。ただディフェンス面では広島のシュート成功率、特に3P成功率を低く抑えることができたのがよかったですね。そうしたディフェンスで、オフェンスのうまくいかないところをカバーした試合でした。