中国六大学野球の入れ替え戦第2日が福山市の福山大学グラウンドで11月1日に行われ、福山大学が島根大学に8-1でコールド勝ちして2勝目を挙げ初の2部降格を免れた。平成5年春以来の1部復帰を目指した島根大学は力の差を見せつけられた格好になった。
福山大学は「大学野球集大成」となる桑木を立て必勝態勢。ところが二回、二死三塁から不運な内野安打で1点を先制されてしまう。
四回までゼロ行進の福大打線は五回に爆発。二死から死球の佐藤が二盗を決めると九番・藤原は14球目を左前へ同点適時打。
さらに四球とヒットで満塁として三番・白井が走者一掃の三塁打を放ち4-1と島根大学・先発の持田を攻略した。
六回にも今季ベストナインの一番・安田が満塁のチャンスで島根大二番手の飛田から3点適時二塁打。七回には先頭の長野が島根大3人目の今岡の代り端を叩き左中間越えにソロ。その裏を桑木が抑えて規定によりコールド勝ちとなった。