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2014年07月26日
編集部

市立呉、あと一歩、いやあと半歩…、広陵が4年ぶり決勝進出で21度目の夏へ王手

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高校野球・広島大会準決勝第1試合

初のベスト4に進出した市立呉と優勝候補筆頭の広陵の一戦。

厳しい暑さの中、市立呉・西田、広陵・吉川の両エースが最後まで投げ切り九回に決勝点をあげた広陵が5対4で競り勝った。

先制したのは市立呉。三回、死球の走者を足がかりに一番を打つ主将の柏尾がセンター前に弾き返した。

広陵は五回に反撃。打順3回り目の一番・赤川、二番松原の短長打で1-1同点に追いついた。

広陵は六回、四番・太田の四球からヒット、内野安打で無死満塁として内野ゴロで勝ち越したあと、九番・吉川が自ら2点適時打して4-1とリードを広げた。

しかし地元から集まる選手でここまで4試合すべてに二けた安打を放ってきた市立呉は底力を見せる。

八回、八番・椋田からの攻撃で無死満塁の絶好機を作り二番・小寺の2点適時打と西田の犠飛でとうとう試合を振り出しに戻した。

九回、広陵の攻撃は一死一塁。三番・佐野の痛烈な打球をセンターが後ろに逸らす間に一塁から松原が生還してこれが決勝点となった。

広陵・中井監督の話
本来は接戦を勝ち上がるチーム。これまで出来すぎでした。大声援で力以上のものを出せた。(市立呉・西田投手は)低目に素晴らしい真っ直ぐとスライダーを投げてきた。なかなかミートできなかったが中盤以降ミートできた。低目は捨てるよう指示しました。(九回は)1点勝負の練習をしてきた中、よく打ってよく走った。(決勝は)すべての人に感謝して思いきってやっていきます。

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